【ハイゼット】イグニッションコイル&スパークプラグ交換方法

「ハイゼットが、加速しない」という相談を頂きました。特に上り坂で、登って行けないという重症状況です。本記事では、加速不良の原因を不調症状から探り、そしてイグニッションコイルとプラグをDIY交換した際の手順や注意点などを解説してみます。

目次

ハイゼットの不調症状とは?

新品イグニッションコイルとプラグ

ハイゼットの加速しない不調症状とは、どのような症状なのでしょうか?症状から不具合パーツなどを推察していきます。

20㎞/hくらいまでしか加速しない!?

アクセルを踏み込んでも20㎞/h位しか加速しない、停車時にエンストする感じはしないが、アイドリングが少しハンチングするという現象です。

これは、点火系の典型的な症状のように見えます。とくにアイドリングでは、回転を維持するためにアイドルポジションセンサーが回転を上げようとするが、予想通り上がらないためのハンチングです。

また20㎞/h以上出ないのは、三気筒のうち一気筒がしっかり稼働していない時の症状に感じます。

登り坂では全く登らなくなってしまう感じ

登り坂では、全く登らないという理由は、点火系でもよく起こります。ただミッションなどの原因も考えられます。

ミッションだとしたら、最初の20㎞/hしか出ない(エンジン回転も上がらず)という症状とは合致しない気もします。

このため筆者は、点火系統が一番怪しいと考えました。

イグニッションアナライザーで検査

(イグニッションアナライザー、別車両での使用風景)

イグニッションアナライザーというツールで、点火系を検査していきます。「あら!?一気筒だけ回転がおかしい状況」になっています。

とりあえずイグニッションコイルかプラグのどちらかか、両方が不具合を起こしていることが判明しました。

イグニッションアナライザーがないときもあると考えます。ツールがないときの検査方法は、イグニッションコイルのカプラーを一か所ずつ抜いてみることです。

不具合の出ていないイグニッションコイルを抜くと、さらに不調症状が悪化します。逆に不具合の出ているイグニッションコイルでは、不具合症状は悪化しません

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ハイゼットのイグニッションコイル&プラグ交換

イグニッションコイルとプラグの交換

ここでは、ハイゼット(ハイゼット以外も共通部分アリ)のイグニッションコイルとプラグを交換していきます。

イグニッションコイルを外しプラグを外す

イグニッションコイル取り外し

イグニッションコイルには、必ず番号を記載しておきましょう。外してしまうと、どれが悪いのか判定しづらくなるからです。

カプラーを外し、10㎜のボルトを抜けばイグニッションコイルは外れます。

取り外したプラグ

プラグを確認します。やはり一本だけ湿っている感じがします。プラグホールに光をあててピストンヘッドを見てみると、一気筒だけ濡れているのがわかりました。

点火できずに生ガスが出ていることに成ります。そういえば、エンジンをかけているときも生ガス臭かったです(あとで認識しました)。

新品プラグと新品イグニッションコイルを取り付けて試験稼働する

イグニッションとプラグを交換

新品プラグとイグニッションコイルを外した時と逆の手順で組み付けます。完了したら試験稼働させます。

加速も良くなり、アイドリングの不安定もなくなりました。しばらくエンジンをかけておき、生ガスの臭いも収まったので、修理終了とします。

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ハイゼットのイグニッションコイル&プラグ不良では?

イグニッションコイル・プラグ不良の注意点

ハイゼットのイグニッションコイル&プラグ不良では、どの様な点に気を付けると良いのでしょうか

純正採用プラグがグリーンプラグのため3万キロ位が使用限界

ハイゼットは、一般プラグが純正採用されています。ということは、NGKなどでは寿命は1万キロくらいとされています。

ただそこまでシビアにならなくても、よいと筆者は考えます。ただし5万キロも持つかと言えば「?」になります。3万キロを使用限界にして交換するのが良いでしょう。

プラグやイグニッションコイルは全数交換が基本

点火系の場合は、使用本数分全てを交換することが望ましいです。例えばイグニッションコイルが一本不具合になるのであれば、そう長くはない時間で、他のも故障する可能性があるからです。作業が二度手間になります。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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