「エンジンフラッシング」は必要?効果と使い方

皆さんは、カー量販店などでエンジンオイル交換しようとした際に、エンジンフラッシングを勧められたりしないでしょうか。エンジンフラッシングをした時の効果とは、一体どのようなものがあるのでしょうか?本記事では、エンジンフラッシングは必要なのかや効果、使い方について解説します。

目次

エンジンフラッシングは必要?フラッシングの種類

オイル・フィルタ交換

現在エンジンフラッシングの方法も増えてきています。ここでは、その種類や方法などについて解説します。

専用機械による機械洗浄

引用:株式会社MSI TEREXS 施工動画

カー量販店などでは、エンジンフラッシング専用の機械を導入・施工しています。古いエンジンオイルを抜き、エレメントも外して専用洗浄薬剤を入れて、エンジン内部をくまなく洗浄していきます。

走行しながら内部洗浄する遅効性洗浄

一般的に遅効性と呼ばれているエンジンフラッシングです。走行しながらゆっくり、じっくりと汚れを落とせるのが特徴です。オイル成分を主体に構成されているものが多いので、エンジンへの刺激も少ないという特長もあります。

また、劣化したシールの保護や金属同士の保護もできる材料が多いので、フラッシング効果とエンジン保護効果が見込めるといえます。

フラッシングオイルを使用した簡易洗浄

比較的一般的な方法としては、フラッシングオイルを使用した簡易フラッシングがあります。古いオイルを抜き、フラッシングオイルを規程量入れて、数分間アイドリングしている間に汚れを落とす仕組みです。

このタイプのエンジンフラッシング方法は、かなり昔から行われています。熟練の人では、あえてフラッシングオイルを使用しないでエンジンオイルフラッシングしたり、ディーゼル専用エンジンオイルでフラッシングしたりする人もいるようです。

より簡易的な洗浄油

より簡易的で施工時間も短い製品として、上記のような製品があります。これは、エンジンオイル・フィルタ同時交換時に使用するものです。エンジンオイルを抜き取る前に、この製品を注入してアイドリングを10分程度行ってからエンジンオイルとフィルタを交換することでエンジン内部を洗浄します。

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エンジンフラッシングは必要?【基本的な使い方】

エンジン内部

専用の機械を用いたエンジンフラッシングを行うには、大手カー量販店で作業してもらうことが基本と考えます。一方、遅効性タイプや簡易タイプのフラッシングは、DIYでも作業できるといえます。

遅効性のエンジンフラッシングの基本的な使い方

遅効性のエンジンフラッシングは、今や多くのメーカーで製造されています。例えばバーダルやSOD1といった商品があります。

一般的には、古いエンジンオイルを抜き、新エンジンオイルを投入した際に、5%〜10%程度添加して、走行してあげるという商品が多いと考えます。エンジンオイル交換時に添加するので、比較的簡単に作業できると考えます。

簡易エンジンフラッシングの基本的な使い方

簡易エンジンフラッシングでは、古いオイルを抜いて、フラッシングオイルをオイル規定量入れて数分アイドリング、その後新しいオイルに入れ替えるという方法が一般的でしょう。

エンジンオイル交換を2度行う必要があるため、少し面倒な作業となります。

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「エンジンフラッシング」は必要?効果的な使い方とは

ヘッドカバーを取り外したエンジン

エンジンフラッシングは、実際のところ必要なのでしょうか?効果的な使い方等について解説します。

エンジンオイル交換スパンの長い車

エンジンオイル交換は、5000㎞もしくは6か月程度で交換し、2回交換に一回のエレメント交換が良いとされています。

エンジンオイルをいつも15000㎞で交換している人や、久しくエレメント交換していない車は、エンジン内部にワニスやスラッジが堆積している可能性があります。

オイル交換だけをするのではなく、エンジンフラッシングしてあげることで、エンジン内部を改善できる可能性が出てきます。

エンジン内部に汚れが溜まっていて起きる症状が出ている車

エンジン内部にスラッジやワニスなどが堆積している場合は、燃費の悪化や加速不良、アイドリングの不安定、エンジン始動不良などが起こりえます。

エンジン内部が汚れている車にエンジンフラッシングを施工してあげると、症状が改善される場合があるので、試してみるのも良いのでははないでしょうか。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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