ラパンの所有者さんからお電話いただきました。「今まで我慢しながら、何とかスイッチしていたのだけれど、ついにガラスが上下しなくなった」との事でした。ガラスが上下しなくなると、案外使い勝手が良くないものです。本記事では、アルト ラパンのドアスイッチ交換をしてみます。
アルト ラパンのドアスイッチが効かない？【故障頻度】
ドアスイッチってどのくらいの故障頻度なのでしょうか？
そもそもドアスイッチは過酷な環境である
ドアスイッチは、ドア内張りの上部についていることが一般的です。ということは、雨にあたって濡れている時間も長くなります（防水はされている）し、スイッチ操作回数は、運転席が一番頻度が多いと考えます。
またスイッチは、プラスチックパーツで構成されています。経年劣化で破損することも予想できます。
10年・10万キロ程から故障しやすくなるパーツ
アルト ラパンだけでなくドアスイッチは、他のモデルでも10年・10万キロ程走行すると故障しやすいパーツになってくるようです。
電化製品なので、スイッチ不良であったりコネクタ不良であったりすることが多いようです。
アルト ラパンのドアスイッチが効かない？【DIY交換】
アルト ラパンのスイッチをDIY交換してみます。DIYの中でもアルト ラパンのスイッチ交換は、かなり簡単な方だと思います。早々に交換できてしまい、あまり写真を撮る時間がありませんでした。
アルト ラパンのドアスイッチはインパネを外す必要がある
ドアロックのピンを回して外しておきます。
ドア開閉の所に止まっているプラスネジを外します。
ドア取っ手の奥（サイドポケットの中）にもプラスネジが止まっています。
フロント側にプッシュクリップが2個付いています。外してしまいます。
ドアスイッチの交換は15分位で可能
インパネを下から引っ張ると簡単に外れてくれます。スイッチコネクターを外して故障したスイッチを外します。新品スイッチをコネクターに繋げて、試験稼働したら元に戻したら終了です。15分くらいで終わります。
故障したドアスイッチを検証
故障したドアスイッチをチェックしてみます。そもそも運転席側のメインスイッチが、クラクラになって壊れている状態でした。主原因は、コレであると考えます。
アルト ラパンのドアスイッチが効かない？【部品選び】
アルト ラパンには、ドアスイッチが豊富に商品設定されています。
純正新品の場合は？
「37990-82G50-P4Z」という品番から、スズキ純正パーツでは「37990-82G51-P4Z」となっています。スズキ純正部品からスイッチを現金購入しようとすると、30,800円+税とのことでした。
アマゾン商品サイトでは、アルト ラパン純正品で「37990-82G50-P4Z」が販売されています。それでも20,000円以上かかります。
社外純正の場合は？（部品商）
そこで部品商に問い合わせをしました。社外新品の場合だと9,800円+税で在庫が近くにあるとのことでした。発注したら次の日に届くそうです。
今回は、純正新品だとあまりにも高額であるのと、ネットサイトの商品だと納期や商品精度の問題がありそうでしたので、若干高いと感じつつも部品商から購入することしました。
ネットサイトの社外新品では？
一番安い販売サイトでは、3,000円未満で販売されていました。納期は大体3～4日という感じでした。
ここで少し疑問が出てきます。すごく安い社外新品もあるのですが、6,000円程するものや10,000円近くする物もありました。商品精度の問題がありそうです。プレビューを見ながら、安価な物でも安心なのかを決める必要がありそうです。
また6,000円程するスイッチの多くは、海外発送商品のようでした。こうなると2週間以上は商品が到着しなさそうです。
