ドライバーが入らない「狭いところ」のネジやボルトを締める・緩める方法

皆さんは、「ここのネジやボルトが外れたら作業ができるのに」、ネジ・ボルトが外れないために苦労したことはありませんか。ボルトやネジが外れないと、先に進めませんよね。こういったときに時間や手間をかけずに外すことができるツールが用意されています。本記事ではその方法やツールを紹介します。

目次

通常ドライバーが入らない「狭いところ」のネジやボルト ~締める・緩める~

通常ドライバーが入らない狭いところでは、どのようなツールを用いて作業すれば効率的なのでしょうか。

ドライバーが入らない「狭いところ」は、「スタビードライバー」!

created by Rinker
SK11(エスケー11)
¥440 (2024/04/25 16:03:49時点 Amazon調べ-詳細)

通常ドライバーにも短めのものは、用意されています。しかしながらそういうドライバーは、持ち手が細いので力が入りません。そのためネジやボルトなどをなめる可能性があります。

こういう時に使用するのが、スタビードライバーです。力の入りやすいデザインで、長さも多く用意されています。

ドライバーが入らない「狭いところ」は、「フレキシブルドライバー」!

ドライバーは、通常直線の作りになっています。少し奥まったところで真っすぐ入らない場所では、フレキシブルドライバーが役に立ちます。

ドライバーが入らない「狭いところ」は、「ラチェットドライバー」!

created by Rinker
SK11(エスケー11)
¥1,255 (2024/04/25 16:03:50時点 Amazon調べ-詳細)

ラチェットドライバーは、ネジ・ボルト頭の上部空間は狭いけど、周りが広いときに使用できます。スラビードライバーやフレキシブルドライバーが使用できない場所で、活躍できます。

あわせて読みたい
自動車整備におすすめの「手袋」を用途別に紹介 自動車整備するということは、指先や手の平などがかなり汚れることを意味します。汚い手のままで家に入れば、家族に怒られてしまいますね。自動車整備で必需品である手...
あわせて読みたい
【ギボシ端子】正しい付け方(かしめ方)と必要工具 車の配線作業を行う場合は、ギボシ端子を使用した付け方が一般的ですよね。ギボシ端子を配線に取り付ける方法は、皆さんご存じでしょうか?ここでは、ギボシ接続に必要...

ドライバーが入らない「狭いところ」のネジやボルト ~緩める~

プライヤーで掴んだネジ

ドライバーが入らなく、前述したようなツールでも緩まない時に試してもらいたいツールを紹介します。

ドライバーが入らない「狭いところ」のネジを緩めるには、「ネジザウルス」

created by Rinker
エンジニア(ENGINEER)
¥2,339 (2024/04/25 16:31:42時点 Amazon調べ-詳細)

スタビードライバーやフレキシブルドライバーは、力が入りやすいデザインであってもネジやボルトが緩まない時があります。またネジ・ボルト頭をなめてしまう事もあり得ます。

ネジザウルスは、頭がなめたネジ・ボルトを緩めるのに便利です。ネジ・ボルトの頭をしっかりとつかめるように、プライヤーの先端が加工されており非常に強い力をかけることができます。

ドライバーが入らない「狭いところ」のネジを緩めるには、「ロングノーズプライヤー」

created by Rinker
クニペックス KNIPEX
¥5,379 (2024/04/25 16:03:52時点 Amazon調べ-詳細)

フレキシブルドライバーは、比較的トルクの掛かっていないネジを緩めたり締めたりするのが得意なツールです。

トルクが強くかかっている場合などでは、緩まずなめてしまうことがあります。こう言った時は、ロングノーズプライヤーを試してみましょう。

※上記の2ツールは、かなり力が入ることから、ネジやボルトの頭部分に傷などが多く入る可能性があります。そのため基本的には、緩める作業だけに使いましょう。また新しいネジ・ボルトを用意しておくと良いです。

あわせて読みたい
「クイックアダプター」を使ってラチェット早回し効率化! 皆さんは、車整備をしていて「もう少し楽に」・「こうできれば」と思う場面がありませんでしょうか。クイックアダプターは、あったら凄く「楽」なツールの一つです。本...

ドライバーが入らない「狭いところ」のネジやボルト ~注意点~

狭い場所で普通ドライバーが入らない時は、前述したようなツールを使用することで作業が簡単になります。ではこれらのツールには、どのような注意点があるのでしょうか。

スタビードライバーなどは、ピッタリのサイズで作業

スタビードライバーだけではないのですが、ドライバーのプラス部・マイナス部のサイズは、ネジやボルトにピッタリとはまるものを使用しましょう

この部分が「ゆるい、きつい」とネジ山がなめる確率が相当上がります。注意したいところです。

ネジザウルスなどの場合は、ネジの再利用出来ない場合もある

ネジザウルスやロングノーズプライヤーでネジ・ボルトを緩めるときは、かなりの力が掛かるので、ネジ・ボルト頭の周りが傷つきます

一回緩んだネジ・ボルトを後は、スタビードライバーなどで回す時は良いのですが、もし外しきることになった場合は、ネジの再利用ができないこともあります。

新しいネジを用意しておくと、作業がスムーズに終わるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

目次