近年では、色々な交通トラブルが発生していますね。70代の方から自分の運転技量のこともあるので、ドライブレコーダーを付けてほしいとお話がありました。本記事では、KENWOOD「DRV-242C」というドラレコをDIYで取り付けして、この機種の特徴なども解説します。
【KENWOODドラレコ】「DRV-242C」とは?
今回取り付けるKENWOOD製「DRV-242C」とはどのようなドライブレコーダーなのか紹介します。
2~3年前の製品だが特価になっていた
筆者が色々調べてみると、DRV-242Cというドライブレコーダーは、指定店モデルとなっていたようです。基本的な仕様は、DRV-240と同様と考えます。
ユーザーである70代の方は、電子機器の難しい操作は苦手であると云う事と、なるべく小型サイズのドラレコで高額なものはいらないということでした。
色々ネットなどで検索して、DRV-242Cというドライブレコーダーを新品購入しました。購入価格は、10,000円でした。現在15,000円前後で販売されているということで、結構お安く購入できたかなと思います。
「DRV-242C」の性能・機能は必要十分
このドライブレコーダーは、フルハイビジョン1920×1080で2.0TFT液晶が採用されていますが、幅62㎜位と高さ55㎜位と比較的小型サイズです。
16GBのマイクロSDも付属しているので、録画時間も比較的長めで安心であると考えます。また駐車監視録画機能もついてることから、運転していない時も安心です。
【KENWOODドラレコ】「DRV-242C」DIY取り付け
「DRV-242C」が納品されたので、早速DIY取り付けしてみます。
ドラレコは、本体の取り付け位置が重要
ドラレコで一番大切なのは、ドラレコ本体をどこに設置するかということです。
ドライブレコーダーをフロントガラス上部に取り付けるときは、フロントガラスの上部20%以内のところに付ける必要(下部15㎝以・ミラー裏)があります。例:フロントガラス縦が100㎝なら、20㎝以内に収める必要があると云う事です。
法律的な規制も踏まえた上で、どこにドライブレコーダーを設置するのが良いか、しっかり決めてしまうことが重要です。
DIY取り付けしてみる
ドライブレコーダーの場所が決まったら、配線作業から行うと良いでしょう。ピラー部のインパネを外し、配線処理していきます。ピラー部配線は、テープなどでシールしましょう。
ルーフインナーに配線を通す部分は、上記画像のように数か所テープで太くしておくことをおススメします。この作業をすることで、配線が「ビローン」と飛び出さなくなります。
カメラ側の配線が終わりました。カメラ配線は、ダッシュ下を通過し電源取得線の方まで持っていきます。
電源線は、シガーライターから取得するようになっているのですが、この方法だと案外邪魔になります。ACC電源から取得することにします。
ヒューズボックスから電源取得する際は、上記のようなアイテムを利用すると簡単に電源取得が可能です。
プラス電源とアースが完了し、配線接続が完了したら試験稼働を必ず行うようにしましょう。
無事に試験稼働できました。余った配線を束ねて、邪魔にならないところにタイラップでとめて作業終了です。
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【KENWOODドラレコ】「DRV-242C」取り付け・設定の注意点
KENWOODドラレコ「DRV-242C」の取り付けや設定での注意点は、どの様なものがあるのでしょうか?
初期では駐車監視モード設定が面倒
初期設定を行うときに、駐車監視モードをオンにするのですが、「DRV-242C」では、常時録画・イベント録画・駐車監視録画の記録時間を割り当てする必要があります。
初期設定では、駐車監視録画の割り当てがオフになっているので、最小で構わないので割り当てする必要があります。設定で割り当てが可能です。
16GBのマイクロSDが付属しているが、32GBにした方が良い!
フルハイビジョン録画の場合は、16GBだと常時録画が2時間ほどになります。32GBで4時間程録画できますので、不安な方はマイクロSDカードを取り換えると良いでしょう。
ドラレコのマイクロSDは定期的にフォーマットしましょう
DRV-242Cでは、マイクロSDカードのフォーマットを2週間に一度行ってくださいとなっています。これは、一番忘れる作業です。ただある程度の期間でフォーマットすることは記録されるか否かなので重要です。
現行モデルのDRV-250では、記録方法などを換える技術などによって、フォーマットが不必要になっています。こういった点は、新機種の方が良いといえますね。