車のヘッドライト内部に水滴!車検・修理について解説

車のヘッドライト内部に水滴や水分曇りが出ていたら、凄く格好悪いと思いませんか。このヘッドライトの水滴は、車検に通るのでしょうか?さらに修理可能なものなのでしょうか?本記事では、車のヘッドライト内部の水滴のアレコレについて解説します。

目次

車のヘッドライト内部に水滴!?【車検は通る?】

ヘッドライト内部に水滴

車のヘッドライト内部に水滴が付いている場合は、車検に通るのでしょうか

車のヘッドライト内部に水滴があると、車検に通らない

車のヘッドライト内部に水滴がある原因が、ライトレンズ割れの場合は、基本的に車検に通りません

ヘッドライトレンズは、割れていないけど内部に水滴が付いている場合は、ヘッドライト光量不足で車検に落ちてしまうケースが多くなります。

また内部の湿気によって、車検最中に運悪くバルブが切れてしまい、車検が通らない事も起きます。

ライトレンズの割れやバルブ切れ、また光量不足は、全国的に車検は通らない制度で統一されています。ライトレンズのヒビは、程度によって各管轄の地区陸運支局で車検合否に違いがありそうですが交換したほうが無難です。

車のヘッドライト内部に水滴がある、放置すると

車のヘッドライト内部に水滴ができ、それを放置してしまうと、状況が段々酷くなってしまいます。

ヘッドライト全体に水滴が広がり、ライトを付けると光軸・光量が狂い、対向車などに乱反射して迷惑をかける可能性も高まります。ヘッドライト内部に水滴がある場合は、早めに対処する方が良いでしょう。

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車のヘッドライト内部に水滴が入る理由

車のヘッドライト内部に水滴が入るのには、何か理由があると思います。ここでは、水滴が入る理由を考察していきます。

ヘッドライトユニットが破損している

そもそもヘッドライトユニットが、事故などで破損(割れ、カケ)していることが考えられます。ライトレンズ側が破損している場合は、比較的見つけやすいと思うのですが、ライト本体ユニット裏側の場合は、発見しづらい場合が多いでしょう。

ヘッドライトレンズと本体ユニットに隙間がある

ヘッドライトレンズと本体ユニットは、レーザー処理で接合されていたり、特殊な粘着ゴムシールで接合されています。この部分に隙間ができ水分が侵入するケースがあります。この不具合は、比較的多いと考えます。

バルブ取付関係で漏水している

バルブ取付防水ゴム

バルブを取り付ける部分には、防水ゴムが使用されています。この防水ゴムが劣化して割れている場合や、バルブ交換後に適切に取り付けられていない場合に水滴が侵入します。

また最近は、バルブをHIDやLEDにカスタム変更するケースがあると思います。カスタムの際に防水ゴムを加工するケースが多いのですが、この部分から水滴が侵入している場合もあります。

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車のヘッドライト内部に水滴!?【修理方法】

ヘッドライト修理

車のヘッドライト内部に水滴が侵入した場合は、修理が可能なのでしょうか?応急処置と修理方法などを解説します。

応急処置として、ドライヤーなどで中を暖める

ヘッドライト内部に水滴がある場合は、先ずヘッドライトユニットのバルブ関連を外して換気して上げることで乾いてきます。ただ水滴が多い場合は、かなり時間が必要です。

こう言った時に役に立つのは、ドライヤーで乾かすという方法です。まずヘッドライトを外して、バルブ挿入口などから送風を使用して乾かしてあげます。30分くらいから40分くらいで乾いてくれると思います。

ヘッドライトユニット内部の水滴を乾かすことで、応急的な処置ができますが、根本的な水滴侵入が防げている訳ではありません。

水の侵入の疑わしい所にコーキングする

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ヘッドライトと本体ユニットから水滴が侵入したり、バルブの防水ゴムから侵入している場合は、コーキングを施すのが効果的です。ヘッドライトを外して、マスキングしてからコーキングをしましょう。

新品ヘッドライトユニットに交換する

上記のようなことをしても車のヘッドライト内部に水分が侵入する場合や、一気に解決したい場合は、新品のヘッドライトユニットに交換するのも良いでしょう。

筆者の経験では、新品ヘッドライト交換の際は、左右両方変えた方が良いと考えます。それは、新旧でヘッドライトの輝きはかなり違うからです。

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