レーダーやオンダッシュナビ等車の「内装」に対して機器を取り付ける際には「両面テープ」を利用します。
しかし、一言で「両面テープ」と言っても非常に多くの種類があります。そこで本記事では、車の「内装」で利用しやすいおすすめの「両面テープ」を紹介するのでぜひ参考にしてください。
車の「内装」におすすめの「両面テープ」とは
はじめに、車の「内装」で使う「両面テープ」として、求められる性質や特性を確認しておきましょう。
なお、フロントガラスやリアガラスでは別の種類の両面テープが必要ですのでドライブレコーダーの取り付けなどをガラス面へ行いたい方は下記記事を参考にしてください。
「つかない」両面テープもある
車の「内装」への両面テープの取り付けで最も多い取り付け場所が「ダッシュボード」です。しかし、「ダッシュボード」はその材質やデザインが幅広く両面テープによっては「つかない」可能性があります。
そのため、ダッシュボードの様々な材質やデザインに対応できる車の「内装」専用の両面テープが必要となってきます。
「耐熱性」が必要
ダッシュボードを始めとした車内は夏場は非常に高温となります。通常、両面テープなどの粘着物は熱を加えると接着力が失われます。そのため、しっかりと固定するには「耐熱性」に優れた両面テープを選ぶ必要があります。
車の「内装」におすすめの「両面テープ」
車の「内装」におすすめの「両面テープ」を紹介します。今回紹介する両面テープはすべて「3M」と呼ばれるメーカーのものです。
「3M」はこの業界では最大手で様々な種類の製品を発売しています。レーダーやドライブレコーダーに付属してくる両面テープのほぼすべてがこのメーカーのもので信頼性も抜群です。
3M 「スコッチ 取り外せる 超強力両面テープ KCD-15」
「KSD-15」は車の内装専用、特に「ダッシュボード」専用として発売されている両面テープです。取り外し時に利用できる除去ツールも付属するのでおすすめです。熱に対しても-20℃から90℃まで幅広く対応しております。
3M 「スコッチ 取り外せる 超強力両面テープ SCD-15」
「SCD-15」は前述した「KSD-15」の3メートルタイプです。複数台の車両や機器で利用する方におすすめです。
3M 「スコッチ 超強力両面テープ SCV-15」
「SCV-15」は前述した製品のように取り外しツールは付属しませんが、一部の車両のダッシュボードやセンターコンソールなどで多い塩ビ部分に強い車両用両面テープです。
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車の「内装」についた「両面テープ」跡除去グッズ
車の「内装」で両面テープを利用するときに合わせて考えておきたいのが、両面テープを剥がすときや剥がした際の「跡」の除去方法です。そこで、「両面テープ」と合わせて準備しておきたいグッズも紹介します。
パーツクリーナー
「パーツクリーナー」は汚れや油分を落とすのに利用されるものです。これを次に紹介するマイクロファイバーに吹きかけて「跡」や「汚れ」部分を拭き取ることで、跡を溶かして拭き取ります。
マイクロファイバークロス
「マイクロファイバークロス」は様々な汚れの拭き取りに利用します。
ヒートガン・ドライヤー
本記事で紹介している両面テープは非常に強力ですそのまま剥がそうとしてもなかなか剥がれないことがあります。そのようなときには、「ヒートガン」や「ドライヤー」を使って接着部分を加熱して両面テープの接着剤を溶かします。
なお、これらを利用する際は車両側が高温になりすぎないように注意しましょう。一般家庭の場合にはヘアドライヤーでも代用可能です。