これから冬本番を迎えますね!日本は、縦に長いだけでなく海や山に囲まれている国です。雪道に縁のない方もいますが、帰省や旅行などで雪道を走る方もいると思います。本記事では、あまり雪道に慣れていない方に向けて、冬本番前の恐ろしい雪道状況などについて解説します。
本格的な冬到来!雪の降り始めは夏道運転のクセが出る
本格的な雪シーズン前が、一番危険です。
アクセル・ブレーキがラフで不慮の事故などに!?
雪の降り初めでは、まだ夏仕様の運転をしてしまう方が多くいます。それは、ラフなアクセルワークやブレーキワークです。雪シーズン本番前では、乾燥路・雪路面・氷上などが道路状況で混在します。
「まだ大丈夫だろう」と考えて、ラフな運転をしていると思わぬ落とし穴に落ちることが多いでしょう。
典型的な例では、「夏タイヤで大丈夫だろう」と思って走行していたら、雪路面になり立ち往生してしまっているケースです。筆者在住の豪雪地域でも、峠を登れない車を見かけます。
乾燥路と雪道が混在しているのが危険!
雪の降り初めは、どうしても乾燥路と雪道が混在します。そのため慎重な運転をしていても、ハンドルを取られたり、ブレーキが思ったようにかからず滑ったりする可能性があります。
本格的な冬到来!外気温で判断する
冬の季節では、外気温に注意することもポイントになります。
0℃から1℃は路面凍結のサイン
雪の降り始めの季節では、雨や霰、霙といったものも発生します。ということは、路面は気温に左右されて溶けていたり凍っていたりすることになります。
外気温が0℃から1℃の範囲では、一番凍結や溶けを繰り返している道が多いと考えます。
昼間は安心だが夜や強風時は気を付ける外気温
外気温が3℃以上になると、霰や雨などが凍結する可能性は低くなります。しかしながら夜や強風の時は、凍結の可能性があるので注意が必要です。
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本格的な冬到来!トンネルの出入口・橋の上はかなり危険!
冬到来では、特に注意してほしいシチュエーションがあります。
トンネル内は外気温度が高く出入口は低くなる
雪の降り初めで注意してほしいのは、トンネルの出入り口です。一般的にトンネル内はプラス気温になっていることが多いのですが、出入り口付近は凍結の可能性が高まるからです。
トンネル内で安心して速度を上げたら、出口で滑って重大事故になってしまうケースが多くなります。
橋の上は凍結の確率が高くなる
橋の上は、他の路面より数倍凍結している可能性が高まります。それは、橋は空中に浮いているからです。ましてやカーブの橋などでは、もっと注意が必要となります。
本格的な冬到来!その他恐ろしい状況
海沿いでは、海風によって思いのほか路面が凍結する可能性があります。それだけではなく、強い海風に車が走行しながら流されていく現象も起きてきます。
ぬかるんだ雪でのカーブには注意!
ぬかるんだ雪(北国ではシャバ雪といっています)では、ハンドルを取られる可能性が高まります。雪の降り初めでは、こういった道路状況が多くなります。圧雪路面より怖いと思います。
覆道型トンネルは危険要素が多い
屋根だけで囲われている、覆道というトンネルのような道路が各地に存在します。こういった道では、風などで思わぬ吹き溜まりなどができてしまうことがあります。またトンネルとは違い、気温は外気と同じとなる為凍結の可能性も高まります。
本格的な冬が到来する前となる、冬の入口が一番危険な路面状況となります。こういった路面でも事故などに合わないようにする為に、しっかり道路状況を見定めて安全運転することが大切です。