車でカーナビとしてスマホのGoogle Mapを使っている方も多いかと思います。しかし、車でGoogle Mapを使っていて、ある日突然Google Mapのマップ上で表示される方向がおかしくなったと感じたことは無いでしょうか?
Google Mapの方向がおかしくなってしまい、車の向きと合わなくなってしまったときの原因と対処法を紹介します。
【Google Map】方向が「おかしい」?具体的な現象は?
Google Mapの方向が「おかしい」といっても具体的にどのような現象が発生しているのでしょうか。はじめにこのマップでの表示がおかしくなる現象について解説します。
スマホを回転しても、表示される地図の方向が固定される
今回原因と対処法を解説するGoogle Mapの方向がおかしいという現象は、スマホを回転したり向きを変えても、マップ上での表示の向きが変わらない現象のことをいいます。
車でカーナビとして使っていると、曲がり角で曲がってもマップがその方向を向いてくれない現象です。突然このような現象になるとかなり困ってしまいます。
北向き表示固定モード
もう少しこの現象を詳細に説明すると、この現象ではGoogle Map上での地図がスマホや車の向きに関わらず「北」を向いてしまう、北向き表示固定モードに入ってしまうことをいいます。
【Google Map】方向がおかしいときの原因と対処法
Google Mapで方向がおかしいという現象について、どのような現象なのか分かったところで、なぜこのような現象になってしまったのか原因と元に戻す対処法を紹介します。
知らないうちに北向き固定にした
Google Mapで方向が「北」に固定されてしまい、向きがおかしい状態になってしまう原因のほとんどが気が付かないうちに、Google Mapのモード切替部分をタッチしてしまう誤操作です。
車でカーナビとして利用している場合には、スマホホルダーへ取り付けの際にGoogle Mapの当該部分をタップしてしまい、Google Mapの方向が固定されてしまったことが考えられます。
コンパスをタップする
Google Mapの方向が「北」に固定されてしまい、向きがおかしい状態になってしまったときにはワンタップで簡単に解除できます。マップ上のコンパスをタップするだけでモードが切り替わります。
スマホの向きと地図の向きが一致した通常表示になります。
[PR]車検の予約は楽天Car車検!楽天ポイントゲット!
【Google Map】方向がおかしい?実は便利な北向き固定
前述の方法でGoogle Mapの方向がおかしい現象は解消できたかと思います。最後にこのモードはなぜあるのか、実は便利な「北向き固定」モードについて便利に使える活用例を紹介します。
紙地図と合わせてチェックできる
紙の物理地図では通常、用紙の上側が北に固定されています。これをGoogle Map上で再現しようとした際に、向きを固定できなければ紙を回転させる必要があります。
しかし、この機能を使ってGoogle Mapでのマップの表示上の向きを「北」に固定することで、紙の物理地図と合わせることができるのです。
車の向きを意識しなくていい
実は、車のカーナビにもこの機能は搭載されています。これらの方角固定機能は車の向きを気にすること無く、言わば「絶対方位」でマップを確認できることがメリットです。慣れている人にとってはこの表示のほうが便利と言えます。
電子コンパス不良のスマホでも使える
ちょっとした盲点ですが、この機能はスマホの向きを検出するジャイロ機能や電子コンパスに不具合があるスマホでも活用できます。
通常、これらセンサーに不具合があれば、Google Mapのマップ上で方向が明後日の方向を向いたり回転したりしてしまいます。
しかし、「北」向きの固定機能を活用すればこれを抑えることができ、センサーの不具合を感じること無くマップを確認できます。