「高速を利用する可能性が多くなったから、ETCを付けたい」という相談がありました。今回取り付けするのは、パナソニック「CY-ET926D」というモデルです。本記事では、「CY-ET926D」というETCを取り付けながら、ポイントなども解説してみます。
【パナソニック】「CY-ET926D」ETCの取り付け方法 ~製品概要~
まずは、パナソニックの「CY-ET926D」という製品の特徴などについて解説してみます。
パナソニック製品の中では一番廉価な商品だが
筆者が調べた範囲では、パナソニックのETCの中では、一番廉価な商品だと思います。シンプルに作られていていますが、必要な機能がしっかり付いていれば良いとも思います。音声案内がはっきりクリアなのが特徴です。
ETC2.0と1.0の違いって?
ETC2.0 | ETC1.0 | |
情報受信量 | 前方200kmの主に高速道路情報 | 前方1,000kmの主に高速道路情報 |
料金 | 2.0と1.0の違いなし | 2.0と1.0の違いなし |
割引率 | 一部路線で1.0より割引率高い | 今までと変わらず |
車載器 | ETC2.0用専用機種 | |
その他 | 一時退出・再進入ができる | 一時退出・再進入できない |
車載機料金 | 15000円から20000円 | 5000円から10000円 |
2.0と1.0に極端な違いはない気がします。一番大きいのは、車載機の値段の差ではないでしょうか。実用面では、高速SAで増えている一時退出・再侵入の可否の部分も人によっては影響してくるかと思います。
【パナソニック】「CY-ET926D」ETCの取り付け方法 ~作業~
ここでは、パナソニック「CY-ET926D」を取り付けする方法などについて解説していきます。
まずはアンテナ場所を決めて配線する
最初にETCのアンテナを設置する場所を決めてあげます。今回は、カード挿入などのランプが見えてなるべく、真ん中当たりとしました。
運転席側に付けることで、ドライバーが見やすいと思います。と同時に配線の通し経路も右側になると考えます。運転席ピラーを外して、配線を本体設置場所まで敷設していきます。
電源取得を行いアースも行う
このモデルの場合には、運転席側にヒューズボックスがあります。
ヒューズ電源パーツを利用して取得していきます。
本体取り付け前に稼働確認
本体を設置する前に稼働確認をします。本体設置する場合は、両面テープなどの固定が多くなるので、設置してから不具合が見つかるとやり直し作業が面倒です。
しっかり稼働してくれました。
本体を設置して配線処理をしたら作業終了
ピラーなど外した部品を取り付けし、余分な配線を収納します。最後に本体設置をしたら作業終了です。大体30分くらいの作業だと思います。
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【パナソニック】「CY-ET926D」ETCの取り付け方法 ~ポイント~
ここでは、パナソニック「CY-ET926D」取り付けの際のポイントなどについて解説します。
本体は取扱しやすい場所をあらかじめ決めておくと良い
本体設置は、運転の邪魔にならなく、さらに取り扱いやすい場所をあらかじめ選定しておくと良いでしょう。良くグローブボックス内に入れる人がいるのですが、カードを毎回差し入れする人は、かなり面倒になります。
本体設置する前に試験稼働は必ず行うようにしましょう
先述しましたが、本体を設置する前に、各部の稼働確認を必ず行いましょう。全て設置してしまってから、動かないとなるとやり直し作業が大変なだけでなく、付属の両面テープなどでは足りなくなるからです。
ミスは作業最終段階でチェックし、ミスをしたときにリカバリーし易いようにすることがDIY作業では重要だと考えます。