商用モデルを所有にしているハイゼットのユーザーから、ある相談がありました。それは、ハイゼットのフロントバンパーに関するものでした。本記事では、ハイゼットのバンパー補修をしながら、さらにカスタムペイントをDIYで施してみたお話をしてみたいと思います。
【ハイゼット】バンパー補修とカスタムペイントを施工 ~現車確認~
相談その①は、ハイゼットのフロントバンパーの左右サイド下側の部分の傷や白化に関するものでした。
ハイゼットのバンパー角は破損したら変えられる仕様
商用のハイゼットは、バンパーサイド角が破損した時に簡単に変えられるようになっています。
これは、バンパー丸ごと交換するのではなく、ぶつけやすい角の破損部分だけを交換することで、なるべく費用負担を抑える狙いもあると考えます。
ハイゼットバンパーサイドに傷がたくさんついている
ユーザーは、このハイゼットで仕事をしています。そのため縁石に擦ったり、雪山に接触したりしてしまったようです。割れはないのですが、擦れ傷が入っていました。
【ハイゼット】バンパー補修とカスタムペイントを施工 ~ペイント理由~
商用車であるハイゼットは、アトレーなどの乗用仕様とは違い、パーツの塗装などがチープになっている。
ハイゼットのバンパーグリルは商用車チックすぎると感じる
ハイゼットでは、バンパー全体構成の中で、ブラックが多く使用されています。そしてブラックが、未塗装になっているのでかなり商用チックで、安っぽく見えてしまうようです。
ハイゼットのバンパーグリルは脱着が可能
ハイゼットのグリルは、バンパーを外すと裏側から脱着できるようになっています。これも破損したときに、その部分だけ交換できる仕様だと考えます。筆者は、外した時に感じたのですが、すごく薄い素材だなと思ってしまいました。
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【ハイゼット】バンパー補修とカスタムペイントを施工 ~作業~
ここでは、ハイゼットのユーザー相談をなるべく叶えてあげるため、補修とカスタムペイントを施工して、その際の方法などについて解説します。
バンパーサイドパーツを艶消しブラック塗装する
第一の相談であるバンパーサイド角は、パーツを綺麗にブラック(艶消し)塗装していきます。
バンパーサイド角のパーツは、取り外せます。外したら、320番で傷を取り、800番くらいのサンドペーパーで綺麗にしていきます。
このパーツは、PP素材でできています。そのため塗装の乗りや密着性を高めるためにバンパー用プライマーを塗布します。その後艶消しブラックを三回ほど薄くスプレーし、1時間ほど乾かしてあげます。
DIYで作業したのですが、中々きれいに塗ることができました。パンパーを綺麗にするということは、車の顔を綺麗にするようなものです。車への愛着も増えると考えます。
バンパーグリルの横ラインにホワイトの差し色を入れる
第二の相談は、バンパー中央のグリルが商用車チックすぎるので、何とか良い方法で少しグレードアップできないかという相談でした。
バンパー裏からグリルだけを外してあげます。全体を真っ白に塗ってしまうと、それはそれで別の顔になってしまうと考え、横の太い線部分だけを2本白く塗ることにしました。
まずは、塗らないところをしっかりマスキングします。そして800番のペーパーで綺麗に足付けしていきます。
足付け作業が終わったら、バンパープライマーを塗布して一度乾燥させます。プライマーはしっかり乾かす必要があるので、おおよそ天日で1時間ほど乾かしました。
その後、こちらで在庫が数種類あった白のスプレー缶を試しぶきして、一番バンパーに近い白で塗装してあげました。
真っ白に塗るのではなく、あくまで差し色として白を加えたというカスタムペイントにしてみました。
ハイゼットのユーザーは、両塗装とも気に入ってくれたようです。今年は、車の角などを擦らないようにしてもらえればと思います。