2026年に改良された新型ヴォクシーの実車を使用してDVDを見る方法を解説します。2026年の改良でヴォクシーのオプションからDVDプレーヤー撤廃されました。そこで、今回はHDMI入力で利用できる車載用DVDプレーヤーを利用してDVDの再生を行います。ファミリーユーザーを気になる純正後席モニターでの表示可否についても検証していきます。
90系ヴォクシーでDVDを見るには?2026年改良後新型と改良前型について

トヨタは主力ミニバンとして、2022年より2026年現在現行モデルである「90系ヴォクシー」を販売しており、主にファミリー層から支持されています。2026年5月には90系ヴォクシーのマイナーチェンジとして一部改良を行ったモデル(以下、新型ヴォクシー)発売しました。しかし、新型ヴォクシーではこれまでオプション選択できていたDVDデッキを選択できなくなりました。まずは、90系ヴォクシーでDVDを見る方法について解説します。
新型ヴォクシーではDVDデッキオプション選択不可!HDMI入力標準搭載!

新型ヴォクシーでは、改良前までメーカーオプションで選択できたDVDデッキが撤廃されました。また、ディスプレイオーディオへの、映像の外部入力端子としてHDMI入力端子が標準搭載されています。そのため、新型ヴォクシーでDVDを見るためにはHDMI入力端子を利用してDVDプレーヤーから映像を入力する必要があります。
改良前90系ヴォクシーの場合は?

改良前の90系ヴォクシーの場合、販売当時はメーカーオプションとして「CD・DVDデッキ」が選択肢として用意されていたので、「CD・DVDデッキ」が搭載されていればそちらを利用してDVDを見ることができます。なお、純正の「CD・DVDデッキ」が搭載されている場合はグローブボックス内に設置されているので、中古車等で改良前のヴォクシーを検討されている場合はご確認ください。
純正「CD・DVDデッキ」が搭載されていない場合、本記事で解説するHDMI入力を利用する方法でDVDを見ることができます。
新型ヴォクシーでDVDを見る方法

ここからは実際に新型ヴォクシーでDVDを見る方法について解説します。なお、記事内で使用する車両は2026年改良後の新型ヴォクシーS-Zグレードとなります。また、オプションとして純正の13.2型有機EL後席ディスプレイも取り付けてあります。
必要なもの
新型ヴォクシーでDVDを見るために必要なものを紹介します。
車載用DVDプレーヤー (必ず必要)
新型ヴォクシーでDVDを見るときには、USB給電対応でHDMI出力に対応した車載用DVDプレーヤーが必要です。今回は上記の商品を利用します。なお、こちらの商品についてはHDMIケーブルが付属してきます。
HDMIケーブル (DVDプレーヤーに付属の場合は不要)
DVDプレーヤーと新型ヴォクシーのHDMI入力端子接続に必要です。DVDプレーヤーにHDMIケーブルが付属していない場合や異なる長さのケーブルが必要な場合は用意してください。
アクセサリーソケットUSBチャージャー (あると便利)
新型ヴォクシーにはUSBポートが搭載されていますがHDMI入力端子の位置関係上、アクセサリーソケットからUSB電源を取れるチャージャーがあると、配線がスッキリするのでおすすめです。必須ではありません。

なお、新型ヴォクシーのUSB端子はタイプCなのでDVDプレーヤーのUSBケーブルがタイプAの場合は上記のようなタイプAに対応したUSBチャージャーもしくは、タイプCに対応したケーブルが必要となります。
新型ヴォクシー実車での使い方

今回は先程紹介したサンワダイレクトの「400-MEDI052」という車載用DVDプレーヤーを使用して、新型ヴォクシーでDVDを見ることにします。

まずは、新型ヴォクシーにDVDプレーヤーをHDMIで接続します。上記画像は実際に新型ヴォクシーにDVDプレーヤーを接続した際の写真です。電源はHDMI入力端子の真下あたりにあるアクセサリーソケットにUSBチャージャーを接続して取っています。

DVDプレーヤーを接続したら、ディスプレイオーディオのオーディオ選択で「HDMI」を選択します。

無事にHDMIで入力したDVDプレーヤーの映像を見ることができます。

後席ディスプレイでも問題なくDVDを見ることができました。

なお、DVDのメニューや早送りと行った各種操作についてはDVDプレーヤーのリモコンから行う必要があります。ディスプレイオーディオはあくまでも画面を写しているだけなのでタッチしてもDVDメニュー操作等は行えません。
新型ヴォクシーで使用する「車載用DVDプレーヤー」の選び方

最後に新型ヴォクシーで使用する「車載用DVDプレーヤー」の選び方について解説します。
車載用DVDプレーヤーはどう選べば良いか
車載用DVDプレーヤーとしてはいくつもの製品が販売されていますが、今回は4つのポイントに絞って選び方を解説していきます。
なお、本記事で使用しているDVDプレーヤーについては下記の条件を満たしています。
HDMI出力対応(必須)
新型ヴォクシーの映像入力方法はHDMI端子を使用する他ありません。そのため、DVDプレーヤーについては必ずHDMIで映像を出力できるものを選びましょう。カーナビ用などで調べるとコンポジット出力(赤白黄端子)のものもありますので注意してください。
USB給電対応
新型ヴォクシーはHEV車のみとなり100V/1500W ACコンセントが搭載されていますが、新型ヴォクシーのACコンセントから電源を引っ張ってくるのはケーブルが煩雑になってしまいます。そのため、USB給電に対応したDVDプレーヤーを選択するのがおすすめです。
バッテリー非搭載
車載用DVDプレーヤーとして、HDMI出力端子が搭載されて画面が搭載されているポータブルDVDプレーヤーを使用する方法もありますが、多くのポータブルDVDプレーヤーにはバッテリーが搭載されています。これらのバッテリーを高温になりやすい車内に放置するのは危険です。そのため、車載用DVDプレーヤーとしてはバッテリーが非搭載のDVDプレーヤーをおすすめします。
レジューム機能搭載

レジューム機能とはDVDを再生中にプレーヤーの電源をオフにしてもオンにした際、オフにしたのと同じ場所からDVDの再生を再開してくれる機能です。車で長距離ドライブする際などは休憩などでエンジンを止めることが度々あります。レジューム機能があれば特別な操作をすること無く、エンジンをかけ直したときにはエンジンを止めたときと同じ場所からDVDの再生が再開されます。
サンワダイレクト「400-MEDI052」のレビュー

本記事では、実際に新型ヴォクシー用の車載用DVDプレーヤーとしてサンワダイレクトの「400MEDI052」という製品を使用しました。
最後に、こちらのDVDプレーヤーのレビューを紹介します。
サンワダイレクト「400MEDI052」の良い点

サンワダイレクト「400MEDI052」の良い点としては、新型ヴォクシーの車載用DVDプレーヤーの選び方で解説した4つのポイントをすべて抑えている点です。「HDMI出力」「USB給電」「バッテリー非搭載」「レジューム再生」すべてこれ一台で実現できます。また、付属のリモコンも新型ヴォクシーのシフトノブ横の小物おきにちょうどフィットします。

また、サンワダイレクト「400MEDI052」はHDMIケーブル、USBケーブル、リモコンの電池すべて付属してきたので、届いたらDVDを入れてすぐに使用できました。
サンワダイレクト「400MEDI052」の残念な点

サンワダイレクト「400MEDI052」の残念な点をあげるとすれば、DVDプレーヤー本体の収納場所が無いという点と付属のUSBケーブルはタイプAのため新型ヴォクシーのタイプC USBポートには接続できないという点があります。なお、リモコンの電波受信部は本体についているので、本体を隠してしまうとリモコンが使えなくなってしまうので使用中は隠すことができません。
まとめ
サンワダイレクト「400MEDI052」は新型ヴォクシーでDVDを見るという点では非常に優れた製品です。置き場所の問題があるにしても、通常使用ではドリンクホルダーに少し被る程度でそこまで邪魔になることもなく、普段DVDを見ないときには外してグローブボックスにでもしまっておけば邪魔になりません。
車載用DVDプレーヤーの選び方で少し触れた「バッテリー非搭載」という点についても、この製品はクリアできているため夏場でも安心して車内に保管することができます。

画質についても不満点はなく、後席ディスプレイでもきれいにDVDを見ることができます。また、今回は記事の趣旨とは外れるため紹介していませんがCD再生やCDの録音、USBメモリに入れた動画や音楽の再生にも対応しています。時代はストリーミングサービス中心となっていますが、子どもを乗せることが多いミニバンにはまだまだDVDの選択肢は必要だと感じました。

