車で使われる「クリップ」の種類と外し方

車には、プラスチックタイプのクリップがあらゆるところに使用されています。例えば、バンパーなどにも採用されています。では、このクリップを外す際には、どのようにするのが良いのでしょうか?本記事では、車に使用されているクリップの外し方の基本や種類について解説します。

目次

車で使われる「クリップ」の種類と外し方 ~種類~

クリップの種類

車に使われているクリップには、どのような種類があるのでしょうか。まずは、種類を説明してみます。

バンパーやアンダーカバーに使われるクリップは?

バンパーなどで使われるクリップ

車の外装に使用されるクリップは、比較的黒い色をしたものが多いと思います。一般的には、真ん中の芯棒部分を差し入れることで、周囲が押し広げられ、ストッパーとして機能するケースが多いでしょう。

車の外装に使用されているクリップは、使用されている場所やカーメーカーなどによってかなりの種類があります。

内装などに使われるクリップは?

車の内装に使用されているクリップは、内装色に併せたプッシュクリップと、インナートリムなどに使用されているクリップなどが多いと思います。

インナートリム用のクリップは、メーカーによって形状などが違います。なので、似たような形状をしていてもうまく適合しないケースが多くなります。

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車で使われる「クリップ」の種類と外し方 ~外し方~

ここでは、車に使われているクリップの基本的な外し方について解説します。

クリップを無理やり外すのは避けましょう

まず、クリップの構造を知らないままで無理やり外すのはやめましょう。無理やり外すと、かなりの確率でクリップが破損するか、クリップの相手側を破損させてしまいます。

プッシュタイプか回すタイプか引っ張るタイプかの3タイプが多い

外装などに使用されているクリップの外し方には、大きく分けて3種類の物が多いといえます。

クリップの真ん中をプッシュすることで外れるタイプ

クリップ真ん中を押し込むことで、ロックが解除されて取り外すことができます。

クリップの真ん中がプラスやマイナスドライバー形状になっていて回すことで外れるタイプ

プラスやマイナスで真ん中を回すことで、クリップのロックが解除されて取り外すことができます。取り付ける際には、ドライバーで回すこと無くそのまま手で下に押し込むことができます。

クリップの真ん中部分を引っ張ってあげて外すタイプ

真ん中の部分を上に持ち上げることで、ロックを解除するクリップです。クリップリムーバーや薄刃ドライバーを使用して取り外します。

内装に使用されているクリップは、外装用と同じケースと、根元から引っ張ることで外せるケースの2種類が多いと考えます。

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車で使われる「クリップ」の種類と外し方 ~便利なツール~

クリップリムーバーを使用している様子

車に使われているクリップを外す際に、とても便利だと思うツールなどを紹介していきます。

クリップリムーバー

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ほとんどのクリップの取り外しに便利なのがクリップリムーバーです。クリップの真ん中芯部に挿し込んで、テコの要領で持ち上げてクリップを取り外します。

案外使えるのが薄刃のマイナスドライバー

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クリップの中で、真ん中の芯部分を浮かせてあげて外すタイプでは、薄刃のマイナスドライバーが活躍してくれることが多いです。

普通のドライバーではなく、薄刃を使用することで簡単に浮かせ、外せるになります。

外装クリップ専用リムーバーも使える

KOYMING クリップクランプ クリップ外し カークリップはずし ロックピン引抜きタイプ
KOYMING

上記の商品は、すごく便利だったのを覚えてます。薄刃のマイナスドライバーを使用するよりもかなりの時間短縮になったと思います。

内張はがし用をプッシュクリップに使うのはオススメできない

内装剥がしをするのに便利なリムーバーは、内装に使用するときは便利なのですが、外装に使用するのには向かないです。そもそも外す方法が違う事から、内装用のリムーバーを外装に使用するのは避けましょう

作業前にクリップの新品予備を購入しておくと良い

外装のクリップを外す際は、経年劣化などによって、すでに破損しかけているケースが多くなります。外したら破損してしまったという場面も増えます。

同じ商品の予備を購入しておくことで、作業が中断することなく進められると考えます。

内装用クリップも外装用と同様で、プラスチックで出来ている商品がほとんどです。外すことで破損する確率が高くなります。予備をしっかり購入しておくと作業時に安心でしょう。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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