「車で事故を起こしてしまった!」という連絡が入りました。筆者は乗用車だと思っていたのですが、事故を起こした車は4tトラックでした。本記事では、「車の事故って本当に怖い」ということを皆さんに知ってもらうために、修理しながら事故の重大さを解説します。
車の事故って本当に怖い!? ~事故概要など~
まずは、今回の事故について解説してみます。
不注意で電柱に接触したために・・・
ドライバーさんの不注意で、電柱に車を接触させてしまったようです。もしこれが、人であったらもっと大変なことになっていたことは言うまでもありません。
相手の方の人生を狂わせ、ドライバーさんの人生も立ち直れない可能性があります。逆に電柱で良かったと思います。
保険会社の見積だと・・・
「人でなく電柱で良かった」と言いつつも、車の損害と電柱や壁の損害は発生します。
4tトラックの修理見積は、約80万円とのことでした。これは、お付き合いのあるディーラーに作成してもらった見積もりです。
第三者への賠償となる私設の電柱や壁は、まだ見積もりが来ていないのですが、保険会社の話だと、近年の物価高などの影響でかなり高額で三桁行くかもしれないと云う事でした。
人でなくて良かったものの、トラック修理で80万円(見積もり)+第三者分の修理100万円(未定)=180万円です。これは、安いとは言いづらい金額であると思います。
車の事故って本当に怖い!? ~DIY修理~
先述しましたが、トラックの修理見積が約80万円とのことでした。そこでパーツを購入し、DIY修理することにしました。
とにかく破損した箇所を全て外す
今回の破損個所は、
- 左側ミラーステー→ディーラー
- ミラーステーの根元→ディーラー
- ミラー三カ所→ディーラー
- コーナーパネル→ディーラー(納期一週間)
- コーナーランプ→トラック用品店
- ドア側ウィンカーランプ→トラック用品店
- バンパー→ディーラー
- ショートパーツ→ディーラー
仕事で使う車なので、何日も停めておくわけにもいきません。そこで、直ぐに揃う部品はディーラーから納品してもらい、揃わない部品は社外トラック用品店で購入することにしました。
とにかく壊れた破損品を全て取り外すことから始めます。破損していることから、外す順番を考えながら作業します。
すぐにパーツが揃わないこともある
上の購入パーツの中で、コーナーパネルだけが、納期一週間となっています。これが届いてからの作業だと、かなりの日数トラックを停めておくことになります。
壊れたコーナーパネルを応急修理できるように、慎重に取り外します。
上の画像は、応急処置した後の画像ですが、とにかく外れない事と破損が目立たないようにすることを考えて修復作業します。
届いたパーツを精査し組み付ける
全て外したら、まずは沢山入荷した部品が揃っているかやどこに使う物かを精査していきます。
順番に並べてあげて、チェックしてあげると解りやすいでしょう。
メッキパーツも入荷しています。しっかりチェックしましょう。
重たいパーツがあるなと思いましたが、これは電動格納モーターです。多分一番衝撃のあったパーツです。電動格納モーターは、中で粉々になっていました。
揃ったのを確認して、修理作業に進みます。
電動格納モーターを取付て、応急修理したコーナーパネルを慎重に取り付けます。
コーナーランプを取り付けしていきます。少しスモークが入ったコーナーランプしかトラック用品店に無かったのですが、ドライバーは逆に喜んでいました。「あ~反省していない」と、ドライバーは怒られていました。
ミラーを取り付けていきます。無事にミラーも元通り新品交換できました。
ドア側についているウィンカーランプも割れてしまったので、交換しました。
今回バンパーは凹みだけでしたので、とりあえず新品パーツが来るまでは、凹みを修復して乗ってもらうことにしました。ディーラーで直したら80万円ほどであろう修理が、パーツ代で50万ほどで直せそうです。
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車の事故って本当に怖い!? ~事故は得しない~
今回は、物損だけでしたが、被害に遭った建物の持ち主にも迷惑を掛けています。
第三者への賠償も発生する
先程お話しましたが、第三者への賠償はまだ残っています。そして第三者の方にも迷惑を掛けています。事故は、やってもやられても得する人はいないです。安全運転を心がけてほしいです。
もし電柱じゃなく人であったら大変なことに!
口を酸っぱくして言うのですが、これがもし人であったなら大変なことになってしまいます。謝ってすまないことになり得ます。事故を起こさない遭わないように細心の注意を払いましょう。
DIYできるなら最安・早期に直せることも
ディーラーで直せばディーラー工賃で見積もりされるだけでなく、すぐに直せないケースも出てきます。
であれば、自分でパーツ交換することは、ある意味時短&エコであると感じます。乗用車の場合は、バンパーやヘッドライト、グリル等の交換ぐらいであれば、DIYしてみるのも良いかと思います。