中古車購入では何に注意すれば良いの?また優先するべきメンテナンスは?

毎回新車を購入する人は、今回の記事は必要ないかもしれません。一方中古車購入を考えている人には、有益な情報となるような企画だと考えます。本記事では、中古車購入で注意する点や、購入後に優先してメンテナンスすると良い事などについて解説します。

目次

中古車購入では何を注意すれば良いの?【購入前準備編】

中古車

ここでは、中古車を購入する際に重要となる事前準備などについて解説します。

希望の車種を数車までに絞りしっかりと調査する

中古車購入するということは、新車よりも豊富な車種が市場にあることに成ります。例えば、新車購入では最新型が販売されています。一方中古車では、同じモデルでも数世代前まで販売されていることも多いです

中古車市場では、車種だけでなく世代別モデルなどによって、豊富な台数が日本全国に点在しているといえます。

まずは、ユーザーのほしい車種、外装カラーなどを数車に絞り、しっかりと調査していくことが大事です。それは、同じモデル名でも世代によっては、「壊れる壊れない」や「高い安い」など様々あるからです。

最終的には、「このモデルが良い!」というところまで、絞り込んでいくことが大事でしょう。

在庫している中古車を見に行きお店の雰囲気や対応を見定める

しっかりと車種が決まったら、次に出来るだけ多く欲しい車を見に行くことをお薦めします。見に行くことによって、良い車であることを再認識することもできますし、印象と違っていて購買意欲が下がることもあるからです。

良く全く車を見ないで購入する人も多いと思いますが、筆者的にはおススメできない購入の仕方です。

カーオークション購入の場合は特に注意が必要

オークションで購入しようとしている方は、特に注意が必要な点があります。基本的に全国で開催されているオークションでは、書類情報以外の車情報がわからないで購入することになります。いわゆる評価点で基本的な状態を把握することに成ります。

たとえば200万円もする車を、見もしない車を購入するのは、不安ではないでしょうか?購入してしまえば、後になって「これは嫌だ?」・「こんなところに傷があるの?」等とは言えません。

オークションで車を購入する際は、しっかりと下見調査をしてくれる業者に依頼するか、遠方の場合は、下見(有料)をしてもらい、車情報を取得してから購入すると少し安心でしょう。

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中古車購入では何を注意すれば良いの?【購入車チェック方法】

車両チェック

「この車が欲しい!」となったとします。購入したい車をどの様にチェックすれば良いのでしょうか

最初にやるのは遠巻きからみての印象

案外重要なのですが、少し遠巻き(20m位離れて)にその車を見てください。そこでその車が、「シャキ!」としていたり、色ムラがなかったり、しっかりした状態に見えるかチェックしてみましょう。

近くで見るよりも、遠くで見た方が、その車の全体的な雰囲気が解りやすいと考えます。例えば、赤などの分かりやすい色なら、近くでも色の違いが分かりやすいのですが、ブラックやグレーなどの場合は、近くだと色の違いなどは分かりづらいです。

中古車車両情報を確認し実際にチェックしていく

中古車販売店などには、その車両情報を記載した書類などがあります。そこに記載されている情報と合致しているかをチェックしましょう。

また余りにもその情報が少ない場合は、その車が本当にきれいで問題ない車か、記載できない情報なのかということになります。販売担当者にしっかりと質問しましょう。

定期点検や車検の記録簿などがある場合は、どの様な交換や修理を行っているのかチェックするとベターでしょう。

見ることのできるオイル管理状況を全て確認する

オイルチェック

チェックできる全てのオイルやフルードの状態をチェックします。

  • エンジンオイル
  • オートマフルード
  • ブレーキフルード
  • ラジエター液
  • パワステフルード
  • ウォッシャー液
  • バッテリー液

車内ではスイッチ・オーディオの稼働状況をチェック

車内の検査では、スイッチ類やオーディオ類の稼働をチェックします。もし作動しないものなどがあれば、販売担当者と打ち合わせすると良いでしょう。

そのほか、シートのヘタリやハンドルの汚れなどもチェックしましょう。実際の走行距離との整合性や前ユーザーの車管理が垣間見れることもあります。

最後にエンジンを掛けて異音などの確認

最後にエンジンをかけて、異音がないかなどをチェックしましょう。実際に近くを試運転する(車検残であれば)のも良いと思います。

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中古車購入では何を注意すれば良いの?【優先メンテナンス】

メンテナンス

実際に車を購入した後には、どのような事からメンテナンスすれば良いのでしょうか?

走行距離や年数によっては足回りのゴム製品を交換

新車から3年、3万キロ前後の車であれば、足回りの心配は少ないでしょう。しかしながら10年経過したモデルや10万キロ走行したモデルなどの場合は、走行距離や経過年数に限らず、足回りはかなり疲れています

足回りには、ゴム製品が多く使用されています。この部分をリフレッシュすることで、すごく「シャキッ」とした車に変身します。

オイル類を全種類交換してリフレッシュ

交換履歴のはっきりした車もありますが、そうでない中古車も多いと思います。こういった場合は、とにかく全ての油脂類などを一度交換することをお薦めします。

※オートマフルードは、一度も交換されず10万キロ走行している場合は、交換自体がベターなのか難しくなります。交換依頼する業者に問合せしましょう。

中古車購入では何を注意すれば良いの?【注意点】

注意点

中古車購入では、どういったことに重点を置くと安心なのでしょうか?

修復歴が絶対ダメではないがどう直されているかは大事

中古車には、修復歴のある車も販売されています。そのため、絶対に修復歴がある車を乗りたくないという方は、修復歴なしの車を探すことが望ましいです。

一方で修復歴を気にしない代わりに、相場よりも安い車を購入したい方もいると思います。その場合は、修復された場所の確認と、しっかり修復されているのかというチェックを行いましょう。

車に一定の知識がある人と見に行くのも一つの方法

もし車にある程度の知識がある方であれば、今までお話しした内容も案外解りやすいと思います。一方車のことに詳しくない方は、「解らない!?」となるかもしれません。

そういった方が中古車購入を検討している場合は、車に一定の知識がある方と一緒に販売店に行くのも良いと考えます。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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