数か月に一回、ブレーキランプのバルブが切れてしまう4tトラックがありました。ついにバルブを交換しても不点灯になりました。本記事では、トラックのテールライト異常を診断して新品交換しながら、トラックのテールライト交換での注意点なども解説します。
4tトラックのテールライト異常【異常原因とは?】
ここでは、テールライト異常になる原因などを説明します。
テールライト内部が浸水などで破損
トラックのテールライトは、リアタイヤなどで巻き上げられた雨水などがかかりやすい場所に設置されています。筆者在住の地域では、雨水だけでなく雪の塊がついてしまう状況です。
そのため数年でテールライト裏側が腐食してしまい、内部構造が壊されてしまうことも多くなります。
配線部分が腐ってしまい不点灯
トラックのテールライトは、純正状態の場合カプラーオンになっています。しかしながら純正パーツは、非常に高価です。そのため社外テールライトに交換しているケースも多くなっています。
今回のトラックも純正から社外のテールライトに交換されていました。こういったケースでは、純正配線を加工して取り付けているケースがほとんどです。
これが乗用車などで使用するギボシ接続の場合は、かなりの確率でその部分が腐食してしまい、不点灯となる場合が多いでしょう。
4tトラックのテールライト異常【DIYで新品交換】
それでは、新品テールライトをDIY交換していきます。
故障しているテールライトを外す
まずは、故障しているテールライトを撤去していきます。このテールライトは、10㎜のボルト二本で止まっていました。外してしまいます。そのときに、純正カプラーも外してテールライトと配線を一緒に外すと良いでしょう。
外れたテールライトが上記画像になります。このテールライトに付いている純正配線を基にして、新しいテールライトを組み込んでいくことになります。
テールライト配線を作成・結束
外したテールライトを基にバックランプ、ウィンカーランプ、テールランプ、ブレーキランプの配線を結束していきます。
この時全部の配線をばらしてしまうと、どれがどれだかわからなくなるので、一本ずつ作業するのが良いでしょう。
テールライトを試験点灯する!
全ての配線が終了したら試験稼働します。これからの画像は、トラックにテールライトが付いた状態ですが、一次試験では、テールライトを外した状態で試験しています。テールライトもしっかり点灯しています。
ブレーキランプは、テールランプの5倍の光量が必要になります。しっかり点灯していますね。もし配線が逆だと、ブレーキランプの光量が全く足りなくなります。
ハザードランプもきちんと点灯しています。左右のウィンカーランプもそれぞれ点灯しましたが、ハザードランプでも試験可能です。
最後にバックランプです。こちらも綺麗に点灯しています。やはり新品のテールライトの光は、しっかりしていて気持ち良いものです。
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4tトラックのテールライト異常【注意点は?】
ここでは、トラックのテールライト交換などの際には、どの様な注意点があるかを解説します。
社外品テールライトだと配線加工が必要
純正テールライトは、カプラーオンになっています。社外テールライトを取り付ける場合は、それぞれの配線に加工する必要が出てきます。
またトラックは、専用加工装備品が多いと感じます。パワーゲートの取り付けやその他の関係で、純正品ではないものを新車時から装備するケースもあり得るでしょう。
トラックのテールライトはかなり過酷な走行条件
トラックのテールライトは、かなり過酷な使用条件です。社外テールライトの場合は、比較的寿命が短い商品も多いと想像します。テールライト裏側の防水処理が、きちんと行われている商品をチョイスすると良いでしょう。
テールランプとブレーキランプ配線は慎重に!!
テールランプとブレーキランプ配線は、ランプから2本出ています。これは、バルブがシングル球ではなくダブル球だからです。配線を間違わないようにしましょう。光り方が真逆になってしまいます。