日本の夏は、今や猛暑と言わざる負えない状況となっています。さらに局地的な豪雨などで湿気も凄く高いです。車のエアコンが、使いたいときに故障で効かなくならないために、使用頻度が多くない時期に、どう点検すれば良いのかを本記事で解説します。
「車のエアコンが効かない!?」エアコンが効かないとどうなる?
もし使用したいときにエアコンが効かないとなったら、どの様な悪影響が出るのでしょうか?
夏場だと場合によっては車内が地獄の環境に
日本の夏は、今や長期間猛暑が続く状況です。車内温度は、40℃を超えている日が続くのも普通となっています。こういった猛暑の中で、突然エアコンが効かなくなれば、暑いというだけではすまなく、生死にかかわる状況にもなり得ます。
梅雨・豪雨の時などではガラスが曇ってしまう
日本は、明確な四季がはっきりしている国の一つです。近年では、四季の強弱が激しくなっているとも感じます。梅雨や豪雨の際は、車内湿度がグンと上がり、ガラス内側が曇ってしまいます。
こういったときに、エアコン稼働が非常に有効です。しかしながら故障などでエアコンが使えないと、曇りなどが取れず最悪の場合事故などにつながってしまいます。
「車のエアコンが効かない!?」とならないためのDIY点検(車内編)
ここでは、車のエアコンが効かなくなる前に車内でDIY点検できる項目を紹介します。
エアコンフィルターが詰まっていないか点検
エアコンフィルターは、エアコンに綺麗な空気を送り込むために装備されているフィルターです。このフィルターは、外気から空気が取り込まれています。
エアコンフィルターは、その性質上砂塵や埃、臭い等だけでなく大きな枯れ葉なども除去します。色々な異物などを除去してくれるのですが、フィルターが目つまりを起こしてしまうと、エアコン稼働に大きく影響します。
一度フィルターを点検して、清掃や交換しておくことで、エアコンの風量が悪いなどの症状にならないで済むでしょう。
エアコン操作パネルが故障していないか点検
普段からエアコン操作パネルを頻繁に操作する人は、あまり気にしなくても良いかもしれません。しかしながら、寒い季節に触るスイッチと暑い季節に操作するスイッチがあります。
エアコン操作パネル(スイッチ)が、しっかり稼働するか全て点検し、温度調節なども問題なく切り替わるか確認しておきましょう。
オートエアコンでもマニュアルエアコンでも、風量や風向きを変えるのにはモーターやワイヤー駆動となっています。こういった操作パーツが不具合を起こしている可能性もあります。
ブロアファンなどの故障がないか点検
ブロアファンは、車内にエアコンの風を送り込むファンの役目を担っています。ブロアファンに、異音などがないか点検しておくと良いでしょう。
一方レジスターは、風量を調節するパーツです。例えば、1〜5段階の風量をスイッチにあわせて稼働させます。これが故障すると、風が1でしか出ないなどの現象が起きます。
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「車のエアコンが効かない!?」とならないためのDIY点検(車外編)
ここでは、エアコンが効かないとならないために、車外(ボンネット内)でDIY点検出きる項目を紹介します。
エアコンコンプレッサーに異音や故障がないか点検
エアコンが効くという事は、エアコンコンプレッサーによって冷媒がしっかり圧縮されて、気化したときに熱を奪ってくれるからです。
エアコンコンプレッサーから異音がしていないかや、プーリーなどにガタが来ていないか、エアコンスイッチをオンオフしながら点検しましょう。
エアコンガスが規定量入っているか点検または点検してもらう
エアコンガスが規定量入っているかを自分でチェックするためには、下記のようなチャージングホースなどがないと難しいと感じます。チャージングホースを所有している方は、点検しましょう。
もしこういったチャージングホースを持っていない方は、ディーラーや某カー量販店などで点検してもらうと良いでしょう。