皆さんの中には、知らず知らずのうちにホイールが凹んでいたという方はいませんか?何かにぶつけたことに気付けば、すぐに確認できるのですが、知らないと後で大変なことに成るやもしれません。本記事では、ホイールの歪みは大敵と題して、ホイール交換をしていきます。
鉄ホイールが歪んでる!?鉄ホイールが歪む原因は?
鉄ホイールはどうして歪むのでしょうか?またアルミだとどうなるのでしょうか?
一番の原因は何かにホイールをぶつけた場合
鉄ホイールが歪む原因の多くは、何か(縁石や段差)にホイールをぶつけてしまった時と思います。鉄ホイールは、案外柔らかく出来ています。しかも今回のような12インチの鉄ホイールは、衝撃に弱いです。
また経年劣化で鉄ホイールの強度が落ちたり、錆びてしまったりすることで、車の重量に耐えられず破損するケースもあります。
アルミホイールの場合は割れてしまう・・・
もし鉄ホイールと同じ状況で、アルミホイールをどこかにヒットさせてしまった時は、鉄ホイールとは違い割れたり欠けたりしてしまいます。鉄ホイールがゆえに歪むと言えます。
鉄ホイールが歪んでる!?【交換作業】
それでは、歪んだ鉄ホイールを交換していきます。
タイヤを脱いでホイールを組み換えする
車からタイヤを外して、ホイールとタイヤを分離します。今回は上記画像のような機械で組み換えしました。
鉄ホイールでサイズが12~15インチ位であれば、上記のようなレバーなどでも作業ができると思います(アルミホイールにはおススメしません)。
タイヤの損害有無をチェックして綺麗なホイールに組み換え
傷ついたホイールからタイヤを外した際には、タイヤの損害がないかなどを内側・外側から入念にチェックしましょう。
今回は中古タイヤ屋さんのご厚意で、同じデザインの良質な純正中古ホイールを一本だけ購入することができました。税込み1,100円でした。安さに感謝です。
購入した純正中古ホイールにタイヤを組付けます。
タイヤを車に着けて終了
車にタイヤを取り付けて、しっかりトルクレンチで締め付ければ、交換作業は終了です。この作業は、15分くらいです。もし手動レバーで作業した場合は、30分くらいはかかるでしょう。
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鉄ホイールが歪んでる!?注意点は?
鉄ホイールが歪んでしまうと、どの様な問題が起こり得るのでしょうか。
歪み方によってはタイヤがダメなときもある
今回のケースは典型的な例なのですが、ホイールの端が内側に歪んでしまうと、タイヤに過度な圧力がかかります。この状態で乗り続けると、タイヤのサイドウォール部が傷ついてしまい、タイヤがダメになってしまうことがあります。
また外側にホイールが歪んでしまうと、タイヤ内側に小石や泥水が入ってしまい破損する可能性が出てきます。鉄ホイールが歪んでしまったら、早急に交換しましょう。
歪んだまま放置はエア漏れやタイヤ破損の可能性もある
歪んだのを知らないで走行してしまうと、タイヤとホイールとの密着がなくなり、エア漏れを起こしてしまう可能性が高くなります。やはり気が付いた時に交換して、未然にパンクなどを防ぐのが良いでしょう。
ホイールが歪むということは、バランスが崩れてしまうことに成ります。走行安定性に掛けたり、シミー現象なども発生しやすくなります。
歪んだままでは車検に通らないことも・・・
ホイールの歪みが顕著にみられる場合は、車検に通らなくなります。今回のような歪みの場合は、支局で車検した際には高確率で不合格になると感じます。
タイヤとホイールは、唯一地面に設置している部分であると考えます。事故などにならないようにしっかり交換することをおススメします。