「雪道に強い車」といえばスバル車?信頼される理由を解説

雪道に強い車といえば、スバルを思い浮かべる方もいると思います。ではスバルが信頼される理由は、どうしてなのでしょうか?本記事では、雪国で車購入を検討している方などに向けて、「雪国に強い車」スバルが信頼される理由などについて解説します。

目次

「雪道に強い車」といえばスバル車?雪道に強いと言われる理由

雪に強い車と言えばスバル車?というのは、どうして言われるようになったのでしょうか?

水平対向エンジンとシンメトリカルAWD

雪道のスバル車

スバルは、乗用車モデルに水平対向エンジンを採用しています。これは、他の日本車メーカーにはない特徴であるといえます。水平対向エンジンは、低重心で搭載でき、車両の安定性が高くなります。

そしてこの左右対称エンジンから駆動される4WDも左右対称となり、さらにリアまで一直線にプロペラシャフトが走っています。このシンメトリカル4WDシステムはスバルの真骨頂であるといえます。

アクティブトルクスプリト式AWD

雪道

先述したシンメトリカル4WDの仕組みを、常時4WDとして回転させる機能が、アクティブトルクスプリト式4WDです。スバルはFFベースですので、通常時はフロント対リアが60対40という回転になっています。

滑る路面やぬかるみ路面などでは、50対50となりより運転しやすい回転になっています。

スバルのボディ剛性の高さ

スバルは、もともと剛性の強い車作りをしています。こういったことからラリーやサーキット等へのモデル供給も行っています。

特に近年のモデルでは、スバルグローバルプラットフォームを採用しながら、フルインナーフレーム構造というタフなボディーづくりをしています。

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メーカー各社の現代4WD方式とは?

C-HR

スバル以外の他メーカーでは、どの様な4WDシステムが採用されているのでしょうか?スバル以外の4WDシステムから、スバルの安心性を検証してみます。

トヨタや日産などのE-fourシステムとはモーター駆動

現在は、燃費性能が非常に重要な時代となっています。そのため4WDシステムも進化しているといえます。

トヨタや日産などがHV車で使用しているE-fourなどのシステムは、モーター駆動で必要な時に駆動するという仕組みです。普段はFFで走行し、必要になると4WDとなるケースです。

またモデルによっては、4WDの最高速度が決められているモデルもあるので、モーターの力には限界があるといえるでしょう。

スズキなどのオンデマンド方式では?

センターデフにビスカスカップリングが使用され、必要な時に4WDに切り変わるという仕組みです。方式は少し異なっていても、現在の4WDモデルの多くが、基本はFF走行で、必要な時に4WDになるというモデルといえます。

スバルは常時4WDとして駆動していることから安心といえます。

※ランドクルーザーや軽商用トラックなどの一部は、本格4WDシステムを採用しています。ただシンメトリカルな構造ではありません。

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雪道やオフロード向けのスバル車は?【おすすめ】

フォレスター

雪道にスバルが強い理由がお判りいただけましたでしょうか?では、スバルで特に雪道におすすめなモデルには、どのようなモデルがあるのでしょうか?

おすすめ①クロストレック

スバルの最新モデルとして、クロストレックが販売されています。このモデルは、スバルモデルの中では、スモールサイズSUVとなります。

最新のボディ剛性技術やステアリングシステム、サスペンションシステムが採用されていますので雪道にもおすすめな車種です。

おすすめ②レガシーアウトバック

レガシーアウトバックは、スバルモデルの中でもホイールベースの長い車です。2745mmのホイールベース長があります。クロストレックは、2670mmです。ホイールベースが長いことは、車輌の安定走行が高まります

おすすめ③XV

少し規格的には古くなってしまっている印象があるのですが、XVの雪道走破性能はかなり高いと考えます。

筆者は、営業車でXVを使用しています。年間25,000㎞程走行するのですが、他メーカーよりも峠のカーブなどで非常に安心感が高いと感じています。

また最低地上高も200㎜を確保しているので、雪が深くなっても脱出能力が高いと考えます。さらに営業車として利用できる車両価格(4WD:220万円~)も魅力ではないでしょうか。

全体的にスバルモデルは、雪道に強いと思うのですが、最低地上高が高いモデルの方がより安心と思います。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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