冬になると、車で出かける際も準備が必要な時があります。場合によっては、フロントガラスが凍ってしまい、直ぐにお出かけできないケースも出てきます。本記事では、フロントガラスが凍った時の対処方法や早く溶かす方法などについて解説します。
ガラスが凍る?【フロント外側・内側】
ガラスが凍る場合は、ガラスの外側と内側が凍る二種類があります。もちろん両方凍るケースもあり得ます。
フロントガラスの外側が凍ってしまう理由は?
フロントガラスを例にとります。
フロントガラスの外側が凍るケースで一番多いのは、走行中に車内が暖かくなります。一方外は、マイナス気温だったりします。そして青空駐車を一晩している間に、雨や雪が降って、雨や一旦溶けた雪が氷のように固まってしまう現象です。
雪の降り方によっては、凍ってしまった上にさらに雪が積もるというケースも多いと考えます。
フロントガラス内側が凍ってしまう理由は?
フロントガラス内側が凍ってしまうという現象も起きてきます。これは、ガラスの車内側にできた曇り(水滴・水分)などを放置したことによって凍結する現象です。
ガラスが凍った時の対処法!【早く溶かす方法】
ガラスが凍ってしまった時の対処方法は、どの様にしたら良いのでしょうか?
フロントガラスの外側が凍ってしまったときは?
フロントガラスが凍ってしまった場合は、スノーブラシで削って落としてあげたり、氷解スプレーで溶かすのを早めたりします。
また暖気運転を長めに行うことで内側から溶かすという方法もあります。ただ暖気運転で凍ったガラスを溶かすには、30分以上かかる事もあるでしょう。
急いで出かける用事がない場合は、日の当たる方向にガラス面を向けて置いておくと、自然に溶けることが多いでしょう。
ここで一番やってはいけないのは、熱いお湯をかけて氷を溶かす行為です。熱いお湯をかけてしまうと、最悪ガラスにヒビが入ることもあり得ます。またお湯は、結局水です。流れ出ても車の内部のどこかで凍ってしまう可能性もあります。
フロントガラスの内側が凍ってしまったときは?
フロントガラス内側が凍ってしまった場合は、タオルなどでふき取ることで案外簡単に取れてくれるケースが多いでしょう。外側凍結と同じ様に暖気運転することでも取れると考えます。
フロントガラス内側の凍結は、外とは違い大量に凍ることはありません。一枚ウエスを車内に用意してふき取ることで解消するケースが多いといえます。
ただし、内側に氷解スプレーなどを使用するのは、良くないと考えます。それは、油膜が張ってしまうからです。
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ガラスが凍った時の便利グッズなど
ガラスが凍った時、または凍るのを防ぐのに良いアイテムはあるのでしょうか?
氷解スプレーを塗布しておくと早く溶かせる
氷解スプレーは、凍ったガラスを溶かすのに便利なグッズですが、実はもう一つ効果的な使い方があります。凍る前の駐車するときに、フロントガラスに一度スプレーしてみてください。朝雪などが降った後でも凍った部分が取りやすいです。
氷解スプレーは、アルコールなどを主成分としています。これによって氷を溶かす機能を発揮しています。アルコールは凍りません。
雪と混じってしまい、水分量が多くなると凍りますが、そのころには車内温度も下がっているため、氷るのが急激でなくなります。一度試してみてください。
雪国で使われているスノーブラシを購入
雪国では、多くの方が上記のようなスノーブラシを持っています。ブラシと反対側には、氷を掻き出すヘラみたいなものが付いています。こういったアイテムを使用すると、ガラス外側の氷を除去しやすいでしょう。