最近の日本では、大雨やゲリラ豪雨など一気に大量の雨が降ることがありますね。ガラスに水滴が付き視界が悪くなると、運転が不安になると思います。そんな時には、簡単施工で視界すっきりなアイテムが役に立ちそうです。本記事では、親水タイプのガラス用コートの施工や効果を解説します。
ガラス用コートの種類は?
そもそも車のガラス用コート剤には、どのような種類があるものなのでしょうか?
ガラス用コート【撥水・超撥水タイプ】
販売されている商品の中で多いのは、撥水や超撥水というタイプです。これは、ガラスやミラー面に水滴が残らないで落ちる事で、視界をくっきりさせるタイプの商品です。
筆者の経験では、撥水では視界が良好とまではならない商品が多いように思います。特にサイドミラーは、走行しても風圧がおきづらく、いつまでも水滴が残ってしまう印象です。できれば超撥水タイプが良いでしょう。
ガラス用コート【親水タイプ】
親水タイプとは、水を弾くのではなくなじませて薄い水膜にすることで視界を良好にするアイテムです。今回は、親水タイプの商品を試してみます。
親水タイプの商品には、結構高価なものも用意されています。こういった高価な物の場合は、ガラスだけでなくボディ自体も親水コーティングするものが多いと考えます。
ガラス用コートをDIY施工!【親水タイプ】
早速、親水タイプの商品をDIY施工してみます。
購入価格は、大手カー量販店で1,000円くらいでした。
ガラスを綺麗にするのが大事
とにかくガラスに施工する場合は、ガラス面の汚れや油膜を綺麗に落とすことが大事であると、注意書きにも記載されています。これは効果だけでなく耐久性などにも左右する部分ですので、しっかりとガラスを洗浄しましょう。
この商品には、サイドミラー用というのが販売されています。購入前に成分を見てみたのですが、リア・サイドガラスと同様の成分だと考えます。大きな違いは、内容量と販売価格ではないかと感じます。
筆者的には、同じ内容の商品と判断しました。
一筆書きで薬液をガラスに浸透させるのが大事
施工するときは、一筆書きをしながら隙間なくしっかりと薬液を浸透させることと説明書に記載されています。
一筆書きは、右からでも左からでも構わないのですが、リアガラスにはワイパーなどがあるので、どの様に一筆書きするかを考えてから施工すると良いでしょう。
サイドガラスの場合は、バイザーなどが付いている車もあります。結構狭いのでなかなか難しいと思います。場合によっては、バイザーに隠れるガラス部分は施工しないと言うのも有りでしょう。
ガラス用コートをDIY施工した結果
未施工のガラスに水をかけると、水滴状態になってしまいます。この状態だと車内から見たときに、乱反射して外の状況が見えづらくなってしまいます。
施工後では、水滴がなくなり薄い水の膜状になっているのがわかります。これであれば、外の視界もくっきりとなりますね。
作業時間は、1時間位でした。ガラスを綺麗にする作業が案外大変ですが、この作業で6か月効果が持続するなら、費用対効果も抜群と言えるかもしれませんね。
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ガラス用コートをDIY施工の注意点は?
ガラス用コートをDIY施工する際は、どの様な点に注意するのが良いでしょうか。
施工後1時間はぜったいに水分に触れないようにする
施工後1時間は、絶対に水分に触れないようにすることが説明書に記載されています。また施工前に水分が残っている場合も厳禁となっています。注意しましょう。
施工後「白い、ムラがある」場合は、やり直しが大変
施工前のガラス清掃や薬液の量が多かったとき、二度塗り禁止ですが二度塗りしたときに、「白い線が出たり」、「ムラになったり」するようです。こうなってしまうと、コンパウンドの入っている油膜取りで綺麗にしてから再施工となります。
こういった作業が発生してしまうと、非常に手間がかかる事につながります。注意してほしい部分です。
6か月耐久となっているが、使用状況で異なりそう
筆者は、6か月効果が持続!という触れ込みが気に入ったのと、比較的安価だったのでこの商品を購入してみました。
ただ現時点では、6か月持ったという結果は得られていません。また車庫と青空駐車とでは、持続期間が大きく変わるのかもしれません。
もし3〜4か月くらい持続してくれたら、今回購入した商品の場合は、リアガラス、運転席・助手席ガラス、サイドミラーが、3〜4回分は施工できそうです。一年間の施工が可能と考えます。