皆さんは、バッテリー上がりしたことがあるでしょうか?バッテリー上がりすると、かなり焦ってしまいます。バッテリー寿命は、突然来ることが多いのも現実です。本記事では、バッテリー上がりの前兆や交換の目安時期などを解説してみます。
車のバッテリー寿命の目安は?【突然】
車のバッテリー寿命はどの位なのでしょうか?ガソリン車とHV車とでは、少し寿命が違うようです。
ガソリン車のバッテリー寿命は?
ガソリン車のバッテリーは、エンジンルーム内に設置されていることが一般的です。エンジン始動、エアコン、オーディオ、ライトなどの電装品で酷使されています。
こういったことからガソリン車の場合は、3年程度でバッテリーの寿命を迎えることが多いといえます。もともとバッテリーの保証が2年4万キロなどとなっていますので、3年程度が使用限界でもあるとも言えるでしょう。
HV車のバッテリー寿命は?
一方HV車の場合は、一般的なガソリン車と同様の12V補機用バッテリーと、走行・駆動用となるHVバッテリーの2種類が搭載されています。この中で補機用バッテリーが、エンジン始動などで重要なバッテリーとなります。
HV車の場合は、比較的起動とシステム維持にのみ使われているケースが多いので、ガソリン車よりも寿命が長い傾向があります。またガソリン車よりも高額で、電圧降下などに強い仕組みです。耐久性が高いといえます。
HV車のバッテリーは、4年程度が使用限界となるケースが多いといえます。これは、HV車用のバッテリーの保証が3年6万キロとなっている点からも推察できます。
バッテリー上がりは、顕著な前兆がある場合もありますが、突然上がってしまう事も多いので注意が必要です。
バッテリー寿命の前兆は?
バッテリー寿命の前兆ってあるのでしょうか?分かりやすい前兆症状をご紹介します。
エンジン始動がしづらくなる
バッテリーが上がり始めると、エンジンの始動が鈍くなっていきます。いつもは、「キュキュキュ、ボン!」とエンジンが始動していたものが、「キュ、、キュ、、キュ、、キュ、、、」とセル時間が鈍く遅くなっている場合は、バッテリー上がりの前兆です。
電装品を作動すると、エンジン回転が下がる
エアコンなどのスイッチをオンにすると、通常はエンジン回転が上がります。バッテリー上がりし始めると、システム上ではエンジン回転を上げる指令が出るのですが、実際にはエンジン回転が上がらず、下がり気味になります。
またヘッドランプを点灯させたら、ヘッドライトがエンジン回転に応じて明るくなったり、暗くなったりしたときもバッテリー上がりの前兆であると言えるでしょう。
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バッテリーを長持ちさせるには?
バッテリーは、消耗品です。それでも「少しでも長く使用出来たらよいな!」と思うのが、ユーザーですよね。バッテリーを長持ちさせるための方法を解説します。
車を長く使わない時は、放電防止する
バッテリーは、常時放電しています。勿論駐車期間が長ければ長いほど、放電する時間も長くなります。それだけバッテリー上がりの可能性が高まります。
一ヵ月も車を駐車しておくという場合は、上記のようなアイテムで放電を少しでも防ぐのが良いでしょう。
30分以上の走行で効率的に充電
サンデードライバーなどの方は、週に一回走行するという事が多いと思います。この時、往復5〜10分くらいの買い物だけして、また1週間車を駐車しておくと、バッテリーへの充分な充電が行われない状況を続けることになります。
30分以上運転することで、バッテリーへ充分な充電がされるといえます。意識して30分以上運転すると良いでしょう。
運転が難しい場合は、迷惑にならないような駐車場でエアコン、ライトオフのアイドリング状態(エンジンをかけた状態)で30分程度おいておくだけでも充電できます。
上記のような簡易バッテリーチェッカーを装備しておくと、普段の電圧とバッテリーが上がりそうな状態との比較ができます。非常に便利ですので、装備しておくと良いでしょう。
バッテリー寿命は、車の使用状況などによって大きく変わるパーツといえます。少しでも長持ちするように考えることで、日頃の点検にもなるといえます。