皆さんの中には、お気に入りの車を購入した時にその車の整備やカスタムなどをDIYでやってみたいと思ったことはありませんか。また初めてDIYしようとした時は、どのような工具を用意すればよいか迷うと思います。本記事では、DIY初心者が用意して損のない工具を紹介していきます。
初めての車でDIY作業するときは?
車を所有して初めてDIY作業するときには、どのような作業からスタートさせればよいのでしょうか?
車に搭載されている車載工具は?
車には、標準車載工具が積載されています。これは、非常時などを想定して最低限の工具を装備する必要があるからです。
近年の車では、パンク用のジャッキ道具とプラスマイナスドライバー、応急パンク道具位の積載です。これでは、流石にDIYするという感じではありません。
初めての車でDIY作業【初級編での実作業は?】
初めてDIYするときは、どういった作業があるのでしょうか?ここでは、DIYをスタートさせるまず第一歩の作業を解説します。
- エンジンオイル・エレメント交換
- タイヤ脱着(ローテーションなど)
まずは、上記のことを想定してDIYすることが良いと考えます。
初めての車でDIY作業!用意して損のない工具【初級編①】
初級編①では、エンジンオイル・エレメント交換に最低限必要な工具を紹介します。
メガネレンチセット!
エンジンオイルドレンボルトを緩めるには、14〜19㎜前後までのメガネレンチが有効です。そこそこ力が必要な場所にドレンボルトが設置されているので、用意しておくと便利です。
DIY初心者は、一セットメガネレンチセットを持っておくと、その後のDIYにも役立ちます。
ラチェットレンチ!
ラチェットレンチは、20㎝前後の物を一本用意すると良いでしょう。多くの場面で使用できるサイズです。
オイルエレメント脱着工具
筆者は、オイルエレメント脱着には、上記画像のような専用カップ式が一番楽であると思っています。
愛車用のみ用意しておけば、DIYでは十分です。これと上記のラチェットを組み合わせて使用できます。
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初めての車でDIY作業!用意して損のない工具【初級編②】
DIY作業をスタートさせるにあたって、やはりタイヤの脱着は重要な作業といえます。普段のローテーションや夏・冬タイヤの入れ替えなどもあるからです。
フロアジャッキ
車載工具に搭載されているジャッキアップは、一輪のみでパンクなどの有事の際に緊急的に使用するものです。やはりフロアジャッキを用意すると、非常に作業性が上がります。
十字レンチ
こちらも車載工具のレンチでは、力のかけ方がアンバランスになる可能性があるので、十字レンチを用意すると初心者にはやり易いと思います。
トルクレンチ
上記のトルクレンチは、初心者だからこそはじめに用意してもらいたい工具です。多くのDIY初心者は、タイヤが外れるのを恐れてオーバートルクになっているためです。
DIYで熟練した方だと、逆にしっかりとトルクを感じて締め付けられますので、トルクレンチを使用しないと言うケースもありますが、初心者では、工具に頼る方が安全です。
愛車のハブボルトなどを壊さないために、トルクレンチは最初に用意しておきましょう。
あると便利なアイテム
これらは工具ではないのですが、初心者が用意しておくと、便利なアイテムを紹介してみます。
ブレーキクリーナーは、エンジンオイル・エレメント交換などで非常に役に立ちます。車によってはエンジンオイル・エレメント交換で廃オイルが車体についてしまう場合があり、これをきれいに清掃するのに利用します。
エンジンオイルの廃棄方法が解らない時は、上記のようなパックタイプを用意しておくと便利です。