車の内装照明が切れているのに気が付くと、「気になって、気になってしょうがなくなる」というのが、ユーザーの本心であると思います。エアコンパネル照明は、案外簡単に交換できます。本記事では、エアコン照明交換をDIYで行いながら、注意点などを解説します。
エアコンパネル照明が切れると!?
エアコンパネルの照明は、切れると中途半端な明るさや部分的に暗くなることが一般的です。
エアコンパネル照明が、切れると案外気になる・・・
これは、ユーザーの皆さんが当てはまるものなのかもしれません。気づくまでは、全く気にならないのですが、一旦気づいてしまうと、気になって仕方のないのもエアコンパネルやメーターパネル照明の特長といえます。
特に夜間の場合、一部が光っている部分のため目につきやすいとも考えられます。
内装関連の照明が切れると、車が古ぼけて見える
エアコンパネル照明などの内装照明は、5年から10年くらいは持つと考えます。という事は、車は実際に経年劣化してきてることになります。パネル照明などが切れると、より古臭さが滲み出てしまいます。
エアコンパネル照明をDIYで交換
ここでは、エアコンパネル照明をDIYで交換し、細かい注意点などを解説します。
エアコンパネルを外す作業
上記の赤囲み部分が、エアコン操作パネルです。この中のバルブが切れてしまっています。
まずは、内装枠を取り外します。一般的な車は、裏側の爪で止まっているケースが多いと考えます。
上記の内装外しツールなどを使い、内装枠を割ったり欠けたりさせないように注意しましょう。
内装枠には、ハザードランプなどのスイッチがついています。これらのコネクターを外します。
エアコン操作パネルは、ネジ四か所で固定されていました。ネジを外し、エアコン操作パネルを前に引き出します。
こちらにもコネクターがついています。これらを外していきます。
エアコン操作パネルが取り出せました。
エアコンパネルを分解し、球を交換する
エアコン操作パネルは、4本のネジと、爪で止まっているタイプでした。爪は、折らないように慎重に行いましょう。
四か所のネジ山は、案外小さい物でした。上記のようなツールを使用すると、ネジ山を傷めないで済むでしょう。
操作パネルが分解できると、バルブが5つ見えてきます。マイナスドライバーを反時計回りに1/4回すと外れます。
今回は、純正部品を使用しました。一個500円位しました。
予備も含めて6個購入しました。また純正では、2個は緑発色で、3個が白発色なのですが、今回は全て白発色の球に変更してみました。
T4.2の小さいマメ球と言われるものでした。
取り付けした後試験稼働し、元に戻して作業は終了です。
ハロゲンタイプのバルブでも、色の変更は可能です。
白、ブルー、グリーン、オレンジ、レッド位までなら専用キャップが販売されています。
画像では少し赤みが入っていますが、人の目では普通に白っぽく光っています。
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エアコンパネル照明などを交換する際は?
エアコン操作パネルなどの照明を交換する際は、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
LEDに変更するときは、要注意!
近年では、LEDの方が値段も安く簡単にネットなどで購入でき、更に明るいということから、エアコン操作パネルやメーターにLEDを使用する方も多くなっています。
筆者的には、あまりおススメしません。それは、しっかりした製品を購入しないと、すぐに切れることが多いからです。また、LEDには極性があります。点灯しない場合、またバラして挿し替える必要もあります。
ハロゲン球でも色替えは可能なので、ハロゲン球交換が無難
LEDの利点は、明るい事とカラーが選べることです。ハロゲンの場合は、明るくはないのですが、柔らかさがあります。またカラー変更もキャップ対応で可能です。そして一般的には、5年以上は持つと思います。
交換するときは、なるべく全部の球を交換する
エアコン操作パネルのバルブは、一個切れたら次々と切れる可能性があります。という事は、一個ずつ交換すると何回も外したり分解したりする作業が必要になります。全ての球を交換するのがおススメです。