ドライバーが入らない「狭いところ」のネジやボルトを締める・緩める方法

皆さんは、「ここのネジやボルトが外れたら作業ができるのに」、ネジ・ボルトが外れないために苦労したことはありませんか。ボルトやネジが外れないと、先に進めませんよね。こういったときに時間や手間をかけずに外すことができるツールが用意されています。本記事ではその方法やツールを紹介します。

目次

通常ドライバーが入らない「狭いところ」のネジやボルト ~締める・緩める~

通常ドライバーが入らない狭いところでは、どのようなツールを用いて作業すれば効率的なのでしょうか。

ドライバーが入らない「狭いところ」は、「スタビードライバー」!

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通常ドライバーにも短めのものは、用意されています。しかしながらそういうドライバーは、持ち手が細いので力が入りません。そのためネジやボルトなどをなめる可能性があります。

こういう時に使用するのが、スタビードライバーです。力の入りやすいデザインで、長さも多く用意されています。

ドライバーが入らない「狭いところ」は、「フレキシブルドライバー」!

ドライバーは、通常直線の作りになっています。少し奥まったところで真っすぐ入らない場所では、フレキシブルドライバーが役に立ちます。

ドライバーが入らない「狭いところ」は、「ラチェットドライバー」!

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ラチェットドライバーは、ネジ・ボルト頭の上部空間は狭いけど、周りが広いときに使用できます。スラビードライバーやフレキシブルドライバーが使用できない場所で、活躍できます。

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ドライバーが入らない「狭いところ」のネジやボルト ~緩める~

プライヤーで掴んだネジ

ドライバーが入らなく、前述したようなツールでも緩まない時に試してもらいたいツールを紹介します。

ドライバーが入らない「狭いところ」のネジを緩めるには、「ネジザウルス」

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スタビードライバーやフレキシブルドライバーは、力が入りやすいデザインであってもネジやボルトが緩まない時があります。またネジ・ボルト頭をなめてしまう事もあり得ます。

ネジザウルスは、頭がなめたネジ・ボルトを緩めるのに便利です。ネジ・ボルトの頭をしっかりとつかめるように、プライヤーの先端が加工されており非常に強い力をかけることができます。

ドライバーが入らない「狭いところ」のネジを緩めるには、「ロングノーズプライヤー」

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フレキシブルドライバーは、比較的トルクの掛かっていないネジを緩めたり締めたりするのが得意なツールです。

トルクが強くかかっている場合などでは、緩まずなめてしまうことがあります。こう言った時は、ロングノーズプライヤーを試してみましょう。

※上記の2ツールは、かなり力が入ることから、ネジやボルトの頭部分に傷などが多く入る可能性があります。そのため基本的には、緩める作業だけに使いましょう。また新しいネジ・ボルトを用意しておくと良いです。

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ドライバーが入らない「狭いところ」のネジやボルト ~注意点~

狭い場所で普通ドライバーが入らない時は、前述したようなツールを使用することで作業が簡単になります。ではこれらのツールには、どのような注意点があるのでしょうか。

スタビードライバーなどは、ピッタリのサイズで作業

スタビードライバーだけではないのですが、ドライバーのプラス部・マイナス部のサイズは、ネジやボルトにピッタリとはまるものを使用しましょう

この部分が「ゆるい、きつい」とネジ山がなめる確率が相当上がります。注意したいところです。

ネジザウルスなどの場合は、ネジの再利用出来ない場合もある

ネジザウルスやロングノーズプライヤーでネジ・ボルトを緩めるときは、かなりの力が掛かるので、ネジ・ボルト頭の周りが傷つきます

一回緩んだネジ・ボルトを後は、スタビードライバーなどで回す時は良いのですが、もし外しきることになった場合は、ネジの再利用ができないこともあります。

新しいネジを用意しておくと、作業がスムーズに終わるでしょう。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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