自動車の整備・点検を確実に行うためには欠かすことができない「ワークライト」ですが、「ワークライト」にも様々な種類があります。
そこで本記事では、自動車の整備・点検におすすめのワークライトを選び方やメーカーについて解説を交えながら7選紹介します。自動車の整備・点検用ワークライトをお探しの方はぜひ参考にしてください。
【自動車】整備・点検用ワークライトの選び方
自動車のエンジンルームや足回りなどを確実に整備・点検するには「ワークライト」が必須ですが、いざワークライトを探そうと思うと非常に多くの種類があります。そこでまずは、ワークライトの選び方を紹介します。
電源
ワークライトの選び方として、一番はじめに確認しておきたいポイントがワークライトの電源です。利用されている電源には、コンセントから直接給電するタイプと充電式・電池式のようにワイヤレスタイプがあります。
コンセントタイプは充電や電池交換の手間がない反面、ケーブルが整備・点検作業の邪魔やコンセントが必要など不便な面が多くあります。そのため、特別な理由がなければ充電式や電池式のワイヤレスタイプをおすすめします。
また、ワイヤレスタイプでも特におすすめするのは充電式のワークライトです。特に整備士の方であれば毎日利用するものですので、電池式は経済的とは言えません。充電式であれば退勤時に充電しておき翌朝から再び使うことができます。
大きさ・先端サイズ
ワークライトを選ぶ時には、ワークライトの大きさや光源部分の先端サイズの確認も行いましょう。自動車の整備・点検ではエンジンルームの奥や足回りでも特にドライブシャフトのブーツなど狭く奥まった部分を照らす場面に役立ちます。
そのため、ワークライトを選ぶ際には実際に利用する場面を想定した大きさのライトを選ぶとよいでしょう。特に先端サイズ細くなっているライトはエンジンルームの奥を照らすのに最適です。
マグネット・フックの有無
ワークライトを選ぶときには、ワークライトに固定用のマグネットやフックが付いていると便利です。マグネットやフックがあれば車体下やボンネットの裏にワークライトを固定できます。
【自動車】整備・点検用ワークライトのおすすめメーカー
自動車の整備・点検に使いやすいワークライトを発売しているメーカーは非常に多くあります。その中でも今回はネット通販やホームセンターでも入手しやすいおすすめのワークライトメーカーを紹介します。
GENTOS(ジェントス)
ジェントスはワークライトをはじめ、様々なLEDライト製品を販売しているメーカーです。一般向け製品から業務用製品まで様々な製品をラインナップしており、信頼性も高いメーカーです。
Makita(マキタ)
マキタは電動工具で業界トップクラスのシェアを占めているメーカーです。マキタの製品はプロユースとして非常に信頼性が高く高品質です。
また、同社の製品ではバッテリの共通化が行われており、マキタ工具を持っていればそのバッテリーを流用できる場合もあります。
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【自動車】整備・点検用ワークライトおすすめ7選
自動車の整備・点検に使いやすいおすすめのワークライトを7選ピックアップしてみました。今回は、おすすめメーカーのジェントス・マキタに加えて激安メーカーの中からもおすすめワークライトをピックアップしています。
激安品は質感や耐久性は一流メーカーのワークライトに劣る部分もありますが、リーズナブルに購入できるので、仕事ではなく趣味などで利用する方にはおすすめです。
ジェントス「GZ-203」
ジェントス「GZ-203」は、細身な本体に折りたたみ可能な光源部分が搭載されているワークライトです。
面光源で広く作業場所を照らすことができるライトと、細い先端で狭いところもピンポイントで照らすことができるスポットライトが搭載されています。
電源はUSBによる充電式であり、明るさも3段階に調整可能です。更に、2mからの落下耐久や防塵仕様、底面マグネットも搭載しており、まさに自動車の整備・点検現場で大活躍のワークライトです。
ジェントス「GZ-001」
ジェントス「GZ-001」は、「GZ-203」のような折りたたみ機構が無いもののより小型な本体に面光源ライトとスポットライトが搭載されています。
また、小型ながら2段階の明るさ調整に加えて、2m落下耐久、防塵仕様、固定用マグネットが搭載されています。電源はUSBによる充電式です。
マキタ「ML801」
マキタ「ML801」は非常に明るく広い面光源を搭載した折りたたみ機構搭載のワークライトです。電子工具でお馴染みのマキタの高耐久ワークライトですので、激しい現場でもガツガツと使うことができます。
電源にはマキタの14.4V、18Vを利用します。他の電子工具などでこのバッテリーを利用していれば流用が可能です。また、本体には吊り下げ用フックや光源部分の折りたたみ、回転機構が搭載されています。
マキタ「ML807」
マキタ「ML807」はトーチ型のワークライトです。ワークライトを中心に広く周囲を照らすことができます。
ワークライト自体はマキタの14.4V/18Vバッテリーで動作します。本体にUSBポートがあり他の機器のUSB充電が可能になっています。
マキタ 「14.4V/18Vバッテリー」
マキタのワークライトはバッテリーは別売りです。これらにはマキタの共通14.4V/18Vバッテリーが利用できますが、手元にない方は準備しておきましょう。
Coquimbo「LY-R1」
Coquimbo「LY-R1」は聞いたことのないような激安ワークライトですが、USB充電や折りたたみ機構、面光源とスポットライトなど必要な機能の多くに対応しています。趣味のDIYなどに使う分には十分活躍できるワークライトです。
Linkax「LX111」
Linkax「LX111」も激安ワークライトですが、こちらは折りたたみ機構を搭載して広い面光源が魅力のワークライトです。USBによる充電に加え充電池である18650リチウム電池を利用できます。
Ultrasport「ワークライト」
Ultrasportというメーカーが発売しているワークライトです。USB充電に360度前後に折りたたみ可能な機構、面光源とスポットライト、マグネットなど必要十分な機能を搭載しています。