車で使えるおすすめ「ジャッキ」11選!選び方と注意点を合わせて紹介!

北陸など雪の降る地域では、冬と春のタイヤ交換は欠かすことのできない重要な作業です。整備工場やガソリンスタンドに任せている方も多いですが、自分でタイヤ交換を行っている方も多いのではないでしょうか。

そこで自分でタイヤ交換を行なう際に必要となってくるのが「ジャッキ」です。今回はおすすめのジャッキと合わせて、ジャッキの選び方・注意点を紹介します。

目次

【車用ジャッキ】おすすめの選び方と注意点

整備工場などではタイヤ交換でもリフトが使われていますが、自分でタイヤ交換を行なう際にリフトは用意できません。多くの場合、車を持ち上げる事ができる「ジャッキ」を利用します。

タイヤ交換を行なう際のジャッキには2種類あり、それぞれに選び方や注意点がありますのではじめにこれらの種類や選び方、注意点を見ておきましょう。

種類

一般にタイヤ交換に利用されるジャッキの種類は2種類です。それぞれを「パンタグラフジャッキ」と「ガレージジャッキ(フロアジャッキ)」です。

前者のパンタグラフジャッキは多くの方が目にしたことがあるジャッキです。車にはスペアタイヤもしくはタイヤ修理キットが搭載されていますが、これと一緒に利用するジャッキです。車載工具としてほとんどの車に搭載されています。

ガレージジャッキ(フロアジャッキ)は、レバーがありこれを上下に上げ下げすることによって油圧を発生させて、車を持ち上げる事ができるジャッキです。パンタグラフジャッキよりも大きく重量が重いですが、多くの整備工場でも利用されています。

選び方

初めてジャッキを選ぶ際には、2つのジャッキどちらを選ぶべきか迷うかと思います。そのため、選び方を紹介するので参考にしてください。

パンタグラフジャッキとガレージジャッキ(フロアジャッキ)の一番の違いは、作業の効率です。後者に当たるガレージジャッキ(フロアジャッキ)のほうが格段に早く、楽にタイヤ交換作業を行うことができます。

しかし、ガレージジャッキ(フロアジャッキ)にもデメリットがあります。パンタグラフジャッキは車内工具として搭載されるほどコンパクトで軽量です。

また、ガレージジャッキ(フロアジャッキ)はそれなりの大きさがあり重量も10kgを超えるものがほとんどです。

そのため、車好きで自分で車を触る方は除きますが、自分の車1台だけのためにガレージジャッキ(フロアジャッキ)を収納スペースをとってまで購入する方はほとんどいません。

つまり、パンタグラフジャッキとガレージジャッキ(フロアジャッキ)どちらを選ぶか迷った際には、自分が作業を行う車の台数や手軽さで考えてみましょう。

家族全員分の車を自分一人で交換するとなればガレージジャッキ(フロアジャッキ)は必須とも言えます。

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ジャッキを使うときの注意点

パンタグラフジャッキとガレージジャッキ(フロアジャッキ)、タイヤ交換の際にはこのどちらかを使うことになりますが、どちらを使うにしても安全上の注意点があります。

パンタグラフジャッキの注意点

パンタグラフジャッキは基本的に、片輪(1輪)だけを上げて作業すること専用のジャッキです。また、振動など揺れに対して弱く雑に作業してしまうと、ジャッキが倒れてしまい怪我をする恐れがあります。

そのため、パンタグラフジャッキを利用する方は必ず片輪(1輪)ずつ作業を行い、振動や揺れを与えないように注意しながら行いましょう。

ガレージジャッキ(フロアジャッキ)の注意点

ガレージジャッキ(フロアジャッキ)は油圧を使い力強く車を支えているように見えますが、作業中油圧が抜けて車が徐々に下がってくることがあります。

そのため、ガレージジャッキ(フロアジャッキ)でタイヤを前後どちらか2輪を同時に外す際には、必ず「ウマ」と呼ばれる支えをおくようにしましょう。

また、安全を考えた場合1輪でもガレージジャッキ(フロアジャッキ)を使ってタイヤを外す場合には「ウマ」をかけるべきです。

今回はタイヤ交換ですので当てはまりませんが、ガレージジャッキ(フロアジャッキ)で車を上げて「ウマ」なしに車の下に入ることだけは絶対に行ってはいけません。非常に危険です。万が一油圧が抜けて、車に潰されたら一溜りもありません

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車で使えるおすすめ「パンタグラフジャッキ」

車のタイヤ交換で使えるおすすめの「パンタグラフジャッキ」を5選ピックアップしてみました。

パンタグラフジャッキは車載工具として車の中に搭載されていることもありますが、あちらはあくまでもスペアタイヤ交換用で非常にヤワです。

しっかりと安定した作業を行いたい方にはやはり、しっかりと安定したパンタグラフジャッキを用意しておくべきです。

KTC「パンタグラフジャッキPJ-08」

安心できるメーカーのパンタグラフジャッキを用意したい方はこのKTCのパンタグラフジャッキ一択です。KTCは自動車整備用工具メーカーとして非常に有名で絶大な信頼を獲得しています。

こちらのパンタグラフジャッキにおいても、一流メーカーとしての確かな安定性と頑丈さが魅力です。価格は他にも安価なものはありますが安心感を考えた場合にはKTCのパンタグラフジャッキは非常に魅力的です。

メルテック 「パンタジャッキ(1t) F-72」

メルテックは大阪に本社を持つ、自動車工具の製造や輸入販売を行っているメーカーです。メルテックのパンタグラフジャッキは安定した品質の製品でありながらもコスパが良いのでおすすめです。

なおこちらは「1t」タイプですので軽自動車や小型乗用車におすすめです。

メルテック 「パンタジャッキ(2t) FJ-20」

メルテックのパンタグラフジャッキ「2t」タイプです。普通乗用車やワンボックスカーの方はこちらをおすすめします。

ツウテン 「PJ-1400」

ツウテン「JP-1400」は日本製の安心できる高剛性を兼ね備えたパンタグラフジャッキです。品質ともに安定しており表面が電着塗装処理されているのでサビや傷にも強いすぐれものです。

E-HEELP 「電動ジャッキ 3t ZS3SJ」

パンタグラフジャッキは手動で回すため、力が必要で疲れる・面倒と思ってはいませんか?実は、電動で車をジャッキアップできるパンタグラフジャッキもあります。こちらは3t対応タイプです。

車で使えるおすすめ「ガレージジャッキ(フロアジャッキ)」

車のタイヤ交換など様々な作業で利用できる、ガレージジャッキ(フロアジャッキ)を6選ピックアップしてみました。

ガレージジャッキ(フロアジャッキ)は店頭でも購入可能ですが、かなり重量があり持ち帰りが大変なので、ネットでの購入をおすすめします。

BAL 大橋産業 「フロアジャッキ 最大荷重2.5t 1366」

コスパがよく小型車、普通乗用車におすすめできるガレージジャッキ(フロアジャッキ)です。小型ですが、2.5tまでジャッキアップできる点にも注目です。

ARCAN 「3t スチール/アルミニウム ハイブリッド ジャッキ HJ3000JP」

海外製品ですが、横幅が広く安定性があり非常に評価が高いガレージジャッキ(フロアジャッキ)です。重量は30kg近くありますがその分安定感もましており安心して利用できます。

WEIMALL 「フロアジャッキ 3t SJW300B」

最低位が75mmまで下がるので、車高が低い車でも利用しやすいのがこちらのジャッキです。同クラス商品に比べて見た目などは若干劣りますが、車高が低い車の方にはおすすめです。

メルテック 「3t油圧フロアジャッキ FA-31」

パンタグラフジャッキでも登場したメルテックですが、ガレージジャッキ(フロアジャッキ)も多くの製品を発売しています。

メルテックの最も汎用的で多くの車で利用できるコスパのいいガレージジャッキ(フロアジャッキ)が「FA-31」です。最高位は148mmのハイリフトタイプです。

メルテック 「3t油圧フロアジャッキ FA-50」

「FA-31」よりも横幅が広く、より安定感がほしい方にはメルテックのガレージジャッキ(フロアジャッキ)「FA-50」がおすすめです。最低位も90mmまで下げることができます。

メルテック 「3t油圧フロアジャッキ FA-30」

最高位が140mmと「FA-31」よりも若干高さが低いものの最低位が140mmのガレージジャッキ(フロアジャッキ)です。

ジャッキと合わせて使いたい「ウマ」

冒頭の項目でも紹介しましたが、ガレージジャッキ(フロアジャッキ)での作業には安全のために「ウマ」を用意したいところです。最後にガレージジャッキ(フロアジャッキ)と合わせて準備をしておきたい「ウマ」について紹介します。

ウマとは

前述の通り、「ウマ」とはガレージジャッキ(フロアジャッキ)で車を上げた後に車を支えておくための土台です。

「ウマ」を車のジャッキアップポイントにかけておくことで、万が一油圧が抜けて車が下がった際にも、車が「ウマ」で支えられるようにします。

おすすめのウマ「BAL 大橋産業 「ジャッキ キーパーマン3T 921」」

2脚セットで安心して利用できる「ウマ」です。高さは6段階まで設定可能です。

おすすめのウマ「エマーソン 「ジャッキスタンド3t EM-124」」

高さは5段階設定ですが、コスパがよく使いやすいウマです。なおこちらは1脚だけですので2脚セットと勘違いしないように注意してください。

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この記事を書いた人

北陸の中心、石川県金沢市から車、ITに関するお役立ち情報を発信しています。

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