ラジエター液が漏れてしまうと、エンジン故障につながります。それは、エンジンを一定の温度に保てないからです。ラジエター液が漏れた時には、取り急ぎ「ラジエターストップリーク」と言うケミカルの使用が有効です。本記事では、同ケミカルの効果や使い方を解説します。
ラジエターストップリーク【効果のある使い方】
ラジエターストップリークは、その名称の通り「ラジエター液漏れを止める」ケミカルです。では、どういう効果的な使い方があるのでしょうか。
どうしてラジエターストップリークを使おうと思う?
ラジエターなどから液漏れをした場合の基本的な作業は、壊れたパーツを交換する事です。しかしながらラジエターパーツは高額なものも多いです。例えば、ラジエターコアなどは、5万から10万円程するパーツです。
かなり高額なパーツであったり、確実に漏れている場所がみつからない時などでは、「何とか漏れが止まらないか」と考えてしまうと思います。コストが少ないラジエターストップリークは、こういった際にある意味有益なケミカルです。
ラジエターストップリークの効果【どんな車へ使う?】
ラジエターストップリークと言うケミカルは、基本的に正常な車には使用しない物です。ラジエター液が、ラジエターコアから滲んでいる場合や、車内エバポレーターから液漏れしている車などに使用すると効果が高いといえます。
ただし、ラジエターストップリークの特性上、クーラントが劣化して劣化成分が多く付着している物には、「使用しないように」と言う記載がされている点に注意しましょう。
ラジエターストップリークには、大きく分けて二種類ある
- クーラントの粘度を上げながら、漏れている部分に厚い被膜を形成することで、漏れを止めるラジエターストップリークです。
- 漏れ止め剤の中に微細な素材が入れてあり、漏れているところにその素材が漏れ出しながら、その素材自体が漏れている所に直接栓をすることで漏れを止めるラジエターストップリークです。
ラジエターストップリークは、上記のほぼ2種類と考えてよいでしょう。
ラジエターストップリークの効果と使い方【口コミなどからのおすすめ商品】
ラジエターストップリークは、ラジエター内部の粘度を高めたり、異物を入れるという性質上、確かなものを使用したいですよね。
BARDAHL ラジエターストップリークは「輸入車」に使用が多い
バーダルは、かなり昔からエンジンオイル関連や漏れ止め剤などを手掛けているメーカーです。この商品を愛用している方も多いといえます。同サイトの口コミを見ていると、輸入車に使用している方も沢山いました。
輸入車は、日本車よりも液体関連の漏れが多いことで有名です。こういった車で効果があったという声が多いのは信頼性が高いといえます。
ワコーズ ラジエーターストップリーク R211 RSLは口コミ〇
ワコーズ商品を使用して「漏れが消えた!」という声が、上記販売サイトでも多いといえます。ラジエターストップリークは、口コミを読んでいくとラジエター液が滲んでいる程度の時に効果を発揮するケミカルと考えます。
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ラジエターストップリークの効果と使い方【注意点】
ラジエターストップリークを使用するのに、どのような注意が必要なのでしょうか。
あくまでも一時の「しのぎ」として考える必要がある
ラジエター液が漏れている場合の基本的な修理は、やはり故障個所の交換が一番安心といえます。ラジエターストップリークの液漏れを止める仕組みからも、恒久的に漏れが止まるとは言えないからです。
ラジエターストップリークは、入れすぎに注意する
多くのラジエターストップリークは、15Lに一本と言うように使用容量が決まっています。また一度止まった漏れが再度漏れたり、漏れが少なくなったからと言って再投入したりしてはならないと記載してあります。
ラジエターストップリークは、ラジエター液漏れを止めたり、減少したりさせたとしても、やはり一時的な効果と考え、本格的な修理をしっかり考えておくことが大事でしょう。