【ホイール選び】インチ・オフセット・リブ幅など解説！

2023年7月24日

皆さんは、ホイール選びで悩んだことはありませんか？ホイール選びでは、デザインも重要ですが、その車を最大限良くするためのサイズやホイール装着位置、太さなどがあります。本記事では、ホイール選びで重要となるインチ・オフセット・リム幅などを説明します。

ホイール選びって車にとって重要！(インチについて)

ホイール選びで最初に考えなければならないのは、ホイールのインチサイズではないでしょうか？

純正装着されているホイールインチサイズと同じサイズをチョイスすると云う事であれば、よほど特殊なホイールでない限り装着できないとは、ならないでしょう。

こういった純正同等サイズを検討している方は、ホイールサイズ以外に、ハブボルト数（4・5・6穴）やピッチサイズ（100・114.3・139.7）などを最初に確認しましょう。

上記の確認をしたうえで、後述するオフセットをどうするかという悩みを解決していくこととなります。

純正サイズより大きいホイールをチョイスしたい場合は、まず純正タイヤ外径よりも大幅に大きくなったり、小さくなったりしないサイズをチョイスする必要があります。直径にして0.5㎝前後の差までが良いとされています。

例えば155/65R14のタイヤの場合は、

が適合範囲になると思います。ただし上記の中で一般的にタイヤメーカーがラインアップしていない場合もあります。

ここでは、車全体のフォルムを決めるオフセットについて解説します。

実際に例を挙げて解説してみます。純正採用サイズが、215/65R16、オフセットが+33だとします。因みに2021年前後のアルファード2.5LのXグレードの採用タイヤです。

このホイールオフセット+33を+28にしたときは、5㎜フェンダー側にホイールが出ると云う事になります。逆に+45を選んだ場合は、12㎜ボディ側にホイールが入ることになります。

ワイドフォルムに仕上げていきたいという方や、斜め横からなどのディテールを良く見せたい方などは、+オフセットを減らしてフェンダー外側になるべく近づけたホイールをチョイスするのが望ましいと言えるでしょう。

純正より大きいホイールサイズでのオフセットは、少し難しくなります。それは、ホイールを大きくしたことで、タイヤ幅も太くなる可能性があるからです。

先程紹介した215/65R16 +33は、リム幅が6.5Jの純正指定サイズです。タイヤが太くなると7.0Jや7.5Jのリム幅になることもあるので、根本的なホイールの幅が変わっていきます。

ホイールリム幅が太くなっているのに、+オフセットを減らしてしまうと、フェンダーよりもタイヤがはみ出してしまう可能性もあります。

アルファードを先程から例にしていますが、アルファードにはグレードによって17インチ・18インチのサイズ設定があります。

こういった純正採用サイズを参考にして、オフセットを変更してあげるのがベターと考えます。アルファードのホイール純正採用サイズ

タイヤの太さによっても変わるホイール幅は、リム幅と呼ばれています。

先程少し触れましたが、リム幅はタイヤの太さなどによっても変わっていきます。