夏は、暑いというのは仕方ないことではあります。しかしながら昨今の日本の夏は、猛暑といえます。そんな中、エブリィのエアコンが効かないという事態が発生しました。猛暑でも快適に過ごせるようコンプレッサーをDIY交換してみることにしました。
エブリィのエアコンが効かないときは?
エブリィのエアコンが効かないときは、どの様な原因が考えられるのでしょうか。
エブリィにエアコンガスが入っているか確認
まずは、エンジン停止状態でエアコンガスが入っているかを検査します。上記画像では、レッドラインまでガスが入っています。これは、エンジン始動しエアコン稼働させると、値が下がりブルーラインになると予想できます。
エアコンガス不足ではなさそうです。
エブリィのコンデンサーファンが稼働しているか確認
エアコンスイッチを入れて、エアコンファンが回っているかを確認していきます。しっかりとファンは回ります。
エブリィのエアコン「オン・オフ」でコンプレッサーが稼働しているか確認
エアコンの「オン・オフ」を繰り返し、コンプレッサーのマグネットスイッチが入るかチェックします。通常は、「カチカチ」という音がするのですが、音がしません。エアコンコンプレッサー不良が濃厚になってきました。
エブリィでコンプレッサー不良が濃厚の場合
コンプレッサー不良の場合は、コンプレッサー交換が必要になります。エブリィの場合は、コンプレッサーだけの故障か探る必要があります。
コンプレッサーマグネットスイッチリレー故障の場合も
じつはエブリィには、コンプレッサーのマグネットスイッチを切り替えるリレーがヒューズボックスに入っています。この部分の不良が考えられます。
ホーンリレーと同じ形状でしたので入れ替えてチェックします。異常はなさそうです。ということでコンプレッサー不良と断定しました。
エブリィのコンプレッサーをリビルド品に交換
エブリィの不良コンプレッサーをリビルドコンプレッサーに交換していきます。
故障したエブリィのコンプレッサーを外す
故障したコンプレッサーを外していきます。コンプレッサーは全部で4箇所のネジで止まっています。まずは、ベルトアジャスターボルトにかかわるネジの中で、ストッパーを担うネジを緩めて、アジャスターボルトを緩めていきます。
その後、下側のコンプレッサー取付ボルトを緩めて、エアコンガスホースのネジを外すと、コンプレッサーは外れます。
エアコンガスは、Lの方からチャージングホースで抜いておくと良いでしょう。
コンプレッサーが外れました。エブリィの作業スペースは案外狭いです。けがをしないように注意して作業を進めましょう。
エブリィにリビルドコンプレッサーを取り付け
リビルドコンプレッサーを取り付けていきます。基本的に外すときと逆の手順で進めれば良いと考えます。
真空引きでエアコンガスを注入
真空引きをして、エアコンガスを注入していきます。真空引きの方法は、下記の作業手順を参考にしてください。
[PR]車検の予約は楽天Car車検!楽天ポイントゲット!
エブリィのコンプレッサー交換では?
エブリィのコンプレッサー交換の際には、どの様な点に注意すればよいでしょうか?
コンプレッサーを稼働させるファンベルトも交換する
コンプレッサー不良や故障ということは、かなりベルトにも負担がかかっていたと予想されます。
ベルトも一緒に交換することで、後々のトラブルも防げるでしょう。
エンジンは、できるだけ冷えてから作業しましょう
筆者もすごく思ったのですが、とにかくエンジンルームは暑くなります。火傷などにならないように、日陰に一日くらい停めておいてから作業するのが良いでしょう。
またエンジン下回りも暑くなっていきます。熱中症などにならないためにもなるべく冷めた状態からスタートすることをおススメします。