皆さんは、外装、内装のプラスチックパーツが経年劣化や接触などで破損してしまったことはないでしょうか?今までなら新品や中古品に取り換えることになったパーツも今回紹介するプラスチックリペアツールで修復できるかもしれません。本記事では、便利ツールを紹介します。
車のプラスチックが破損したときは?
プラスチックパーツに亀裂が入ったり、破損したときは一般的にはどのような修理になるのでしょうか?
DIYの場合は、新品購入して取り換える
比較的新しい車の場合は、新品購入して直すという事が一般的だと考えます。ただし新品パーツは、結構高いと考えます。
DIYの場合は、中古品を見つけて取り換える
古い車の場合は、新品パーツが入手できないケースもあります。また予算の関係で中古パーツを購入して取り換えることも一般的といえます。ただしあくまでも中古パーツです。同じ所や違う箇所に破損や傷があることも多いといえます。
DIYで強い味方!プラスチックリペアキットで修復
ここでは、プラスチックリペアツールを使用して、DIYでも簡単に補修できると言う話を実演してみます。
割れてしまったパーツをつなぎ合わせる
まずは、破損したパーツや亀裂が入ってしまったパーツをつなぎ合わせる作業をします。ここで登場なのが、ホットリペアキットと言うプラスチックリペアツールです。
上記画像のように、特殊な金属を装着し、破損した箇所に押し付けることで、熱でプラスチックが解け、冷やされて金属と同化しながら一体化すると言う仕組みです。
破損状況によって、数種類の金属がセットされています。
以前は、数万円することもありましたが、比較的安価なツールになってきました。
実際に破損したヘッドライトブラケットをこのツールで接合してみます。
余った金属は、ニッパーで切断できます。
特殊な接着剤でプラスチック破損部を強化する
接続が終わったら、第二の便利ツールの登場です。金属で溶着したとはいえ、若干の動きが発生することがあります。
こう言った時に上記のメグミックスと言う商品が便利であると考えます。特にあまり見えない箇所で使用するにはとても有効な接着剤だと思います。
この商品の特長は、接着時間が非常に短いという点です。5分もかからずに完全硬化します。難点と言えば、若干高価なツールであるという点でしょう。
DIY作業なので、もし時間がかかっても良いという場合は、上記のような2液式のボンドでもよいと思います。完全硬化まで時間がかかりますが、最初のホットリペアによって接着が剥れることはありません。硬化するまで安心して待てます。また価格もリーズナブルです。
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プラスチックパーツを修復するときは?
今回紹介したプラスチックリペアツールを使うにあたって、どのような点に注意すればよいのでしょうか>
割れた破片は、紛失させない
ヒビが入った時や割れただけの時は、パーツ同士が残っていると思います。一番大事なのは、かけてしまった、完全に分離してしまった時です。こう言った時に相手のパーツを紛失してしまうと、上記のツールは全く効果を発揮できません。
バンパーなど目立つところは、裏側から補修
基本的にこれらの便利ツールは、熱を加えたり、速乾であったりするため、外装でも目立つところは、その後の塗装も視野に入れないとなりません。特にバンパーなどの場合は、裏側から施工することが必須条件といえます。
今回紹介のリペアキットで有効なプラスチックパーツは?
- ヘッドライトブラケット
- アンダーカバー
- グリル破損
- マッドガード破損
- バンパー下側の破損
- 車内パネル関係の割れ など
プラスチックでできているブラケットなどの破損には、非常に有効なツールであると施工しながら感じました。