車の「コネクター・カプラー」の外し方と固い場合の対処法

オーディオ交換やスピーカー交換などをする時は、コネクター・カプラーを多く外す作業があります。日本車用コネクターの多くは、一か所のポッチを押すことで外せる構造です。本記事では、コネクター・カプラーの外し方や固い場合の対処法などを解説します。

目次

車のコネクター・カプラーの上手な外し方

コネクター各種

車のコネクターやカプラーは、どのようにすれば上手に外せるのでしょうか。ここでは、上手な外し方を解説します。

日本車のコネクター・カプラーは押すことで外すのが多い

一般的なコネクターの外し方

日本車に使用されているコネクター・カプラーは、一部(燃料ホースコネクターなど)以外は、一か所を押しながら引き抜くことで外せる構造が多いといえます。

上記を頭に入れておけば、コネクターのどこを押せばよいかを探せば良いことになるので、まずは安心できます。

ドアスイッチのコネクター

上記画像は、ドアスイッチカプラーです。囲い部分を押しながら引き抜くことでカプラーが外れます。

オーディオカプラーなども同じように押す部分があり、押しながら外す構造となっています。

手で押しても外れない場合は?

筆者は、毎回コネクターやカプラーを手で外すと、爪が割れてしまいます。かなり力が必要だと感じています。

しかもはじめて外すカプラーやコネクターは、本当に硬いと感じます。こういった際に便利なのが、上記のようなカップリングツールになります。

このツールを使うと、押す作業と引き抜く作業が同時に行えます。作業スペースがある場合は便利です。

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車のコネクター・カプラーが外れない時

コネクターがはずれないときの外し方

カップリングツールが入らなく、手でも外れないと言う場面も発生します。こう言った時は、押す側(オス)ではなく、相手(メス)側の爪を薄刃や細いマイナスドライバーで持ち上げて引き抜くと良いでしょう。

これは、電装屋さんから教わりました。逆の発想をしようという事です。特に古いコネクターの場合、爪を押すとコネクターの爪自体が折れることもあるのでこの方法が有効です。

カプラーのメス側を解除する

狭い場所でのコネクターの外し方

上記画像は、軽自動車の4WD切替スイッチカプラーです。デフの上にマウントされ、非常に狭い場所になっています。という事は力も入りづらくなっていますし、多くは初めてカプラーを外すこととなります。

こう言った時は、指でカプラー解除部分を押しながら、マイナスドライバーなどでカプラーをあおって引き抜きます。ただしあまりあおると、カプラー破損に繋がるので注意したい点です。

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車のコネクター・カプラーを外す際は【注意点】

車のコネクターやカプラーを外す際は、どのようなことに注意したら良いのでしょうか。

はじめて外すとき、コネクターやカプラーは固い

オーディオハーネスのコネクター

よくオーディオ交換をはじめてするという方が、多く実感すると思います。「純正オーディオに付いているカプラーが固くて取れない」という現象です。

さらに力任せに思いっきり引っ張ることで、オーディオがオーディオパネルなどにぶつかり傷つくという結果になります。

養生風景

はじめて外すコネクターは、「特に固くてハズしづらい」ということを思い浮かべる事と、できるだけ周りを養生してから作業しましょう。

また先程のようなカップリングツールを使用して、なるべく力のかからない作業をすると良いです。

カプラーを左右上下にあおりすぎない・配線を引っ張らない

これまでのカプラー画像を見てもらえれば解ると思いますが、カプラーは比較的クリアランスの狭い箱と蓋が組み合わさっている状態です。

あまり上下左右にあおってしまうと、コネクターのどちらかが割れてしまう可能性があります。相手はプラスチックです。割れないように注意しましょう。

これは、よく見かける事なのです。カプラーを持って引き抜かないで、配線から引き抜く方がいます。配線が切れたりカプラー内部のギボシを傷めたりするので、必ずカプラーを引き抜くようにしましょう

素手で作業する際は、爪が少し長い方がカプラーを解除しやすいでしょう。しかしながら高確率で爪が割れます。ケガしないように注意してください。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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