ナンバー灯を明るく白くすることで、カーカスタムすることはよくあると思います。一方で後方で照らされる為、球切れやLEDなどでは点滅などの故障に気づきづらいライトでもあります。本記事では、ナンバー灯の交換方法と注意点などを解説します。
「ナンバー灯」の交換方法と注意点 ~作業手順~
ナンバー灯を実際に交換しながら、交換手順の一例を紹介します。
ナンバー灯を止めているネジを外す
今回の車は、ナンバー灯がプラスネジで止まっていました。プラスネジを左右2か所ずつ外していきます。
車種にもよりますが、雨水や泥が付きやすい箇所です。ネジがサビてるケースが多いので、ネジ山を壊さないように注意しましょう。
ナンバー灯を交換する
ネジを外すと、ナンバー灯のカバーが外れます。バルブを新しい物に交換しましょう。
じつは、筆者はこのナンバー灯にLEDを使用することに少々心配な点があります。皆さんは、見たことがないでしょうか。前に止まっている車のナンバー灯が点滅していたり、点いたり消えたりしているのを・・・。
これは、安価なLEDを付けたため取り換えて直ぐに故障しているケースではないでしょうか。折角カスタムしても直ぐに故障し、さらに故障に気づかない為です。
筆者からの提案です!ナンバー灯では、LEDではなくハロゲンバルブでなるべくホワイトに輝く物を採用してみてはいかがでしょうか。
価格は、500円前後のものから2000円位まであります。このバルブは、ヘッドライトのハロゲンなどとは違い、高効率というよりはなるべく白く見せるという側面があるので、簡単に故障するという経験はありません。
上記の画像は、ハロゲンバルブの中でホワイトに見えるバルブに交換したところです。どうでしょうか、案外白く見えませんでしょうか。
「ナンバー灯」の交換方法と注意点 ~カバーの種類ついて~
ナンバー灯カバーには、色々な外し方があります。ここでは、ナンバー灯カバーの外し方の種類について解説します。
回すと外れるナンバー灯カバー
近年の軽自動車に良く採用されているナンバー灯のカバーです。反時計回りに回すことで外せます。
ただカバーが狭い所に入っていて、手では回せないケースもあります。こういった場合は、細いマイナスドライバーにマスキングテープなどを巻いて壊したりキズつけたりしないように外しましょう。
ネジで止まっているナンバー灯カバー
ネジで止まっているナンバー灯カバーの場合は、そもそもネジがサビて腐食しているケースが多いでしょう。さらにネジ山がすでになくなっていることもあります。
こういった場合は、無理にドライバーで外そうとせず後述の注意点を参考にしてみてください。またサビたネジは、再利用せず新しいものに交換するようにしましょう。
ネジで止まっていて、片側は爪になっているナンバー灯カバー
ネジと片側が爪で止まっているナンバー灯カバーや、ナンバー灯アッシーが爪のみで止まっている場合があります。爪で止まっている場合は、破損しないように外しましょう。
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「ナンバー灯」の交換方法と注意点 ~ポイント~
ナンバー灯交換の際には、どのような注意点があるのでしょうか。筆者の経験も踏まえて、注意してほしい事を解説します。
ナンバー灯は、切れても分かりづらい
ナンバー灯は、後ろで光っています。そのため運転手は、故障していることに気づきづらい性質があります。
ナンバー灯が切れている場合は、車検に通りません。という事は整備不良になります。普段からチェックする意識も必要でしょう。
ネジがサビていて回らない
ナンバー灯カバーを止めているネジが、サビてしまうだけでなくネジ山が無くなっているものもあります。こういったケースでは、強い味方がいます。それは、ネジザウルスというネジ外しツールです。山の潰れたネジ頭を挟んで回すことができて非常に便利ですので試してみてください。
LEDを付けるときは、信頼性の高いものを
もしLEDを使用したいと思った方は、信頼性の高いLEDバルブ購入をおすすめします。すぐに切れたり点滅したりするのを防ぐためです。
商品によっては、信頼性が高いだけでなくナンバー灯に向いた側面発光の強いLEDバルブもあります。純正で、どのようにナンバーが照らされているか確認して購入すると良いでしょう。